携帯の着信音にお悩みなら、超音波にしてみてはいかがでしょう。着信音のわずらわしさから解放されるかも!?

音を聴き分ける能力は年齢と共に変化し、加齢により可聴域は低下するため、、年をとると高周波音を聞く力が衰えるそうです。これを利用して高周波雑音発生装置「モスキート」を発明した英国人男性が2006年のイグ・ノーベル賞平和賞を受賞したり、教師に聞こえない携帯着信音として欧米の学生に人気を博したり、携帯の着メロサイトでモスキート着信音が配信されたり、以前も話題になりましたよね。

産経新聞によると、今年5月に足立区が全国の自治体としては初めてモスキート装置を公共施設に設置したほか、導入を始めたコンビニもあるみたいです。私(筆者=Jason)も16.7kHzの音を使っていますが、銀行でSoulja Boy(ソウルジャ・ボーイ)のリングトーン(着メロ)が聞こえてきても、なんのその。誰かの携帯が鳴るたびにガサゴソすることがなくなりました。

 8kHzから22.4kHzまで12種類の音がこちらに揃っています。大抵の人は14.1kHzまでは聞き取れますが、17kHz程度になるとオトナは聞こえなくなるといわれています。あなたは大人耳? 子供耳? 耳年齢と相談して、お好みの音をチョイスしてくださいね。えてして電話はパソコンに比べスピーカーが残念な感じになりがちなので、実際電話で鳴らして見ると音質の劣化が気になるかもしれません。

Ultrasonic Ringtones [via MakeUseOf

Jason Fitzpatrick(原文/訳:kiki)