自宅でPCを使っていると、子供が関心を示したり、一緒に使いたがったりしませんか? ちょっと触らせてみたいけれど、想定外の使い方をされて壊れちゃったりしたら大変...と二の足を踏んでいるときに使える、子供向けのデスクトップOSをご紹介します。
『Qimo』は、Ubuntu Linuxをベースに開発されたデスクトップOS。システム負荷が軽く、インストール導入の場合のソフトウェア要件は、プロセッサー400Mhz、256MBのRAM、ハードドライブ6GBです。ローエンドのハードウェアでも動作するように設計されていますよ。
また、子供向けを想定して設計されているので、直感的なインターフェイス。マンガキャラをモチーフにした大きめのアイコンで、小さな子供でも難なく使いこなすことができます。さらには、Linuxのマスコットキャラクター・タックスを主人公とするフリーゲーム『Tuxmath』、『TuxPaint』、『Tuxtype』や、エディケーションソフト『GCompris』、『Childsplay』なども同梱されており、子供が気軽にゲームを楽しめるようになっています。
ちなみに、このOSの対象年齢は、3歳以上。子供の創造力や好奇心を刺激するツールとして使えるのはもちろん、童心を忘れた大人の方も、ちょっとした息抜きにどうぞ。
Qimo [via DownloadSquad]
Jason Fitzpatrick(原文/松岡由希子)
単行本『超わかる!!子どもパソコンなるほどブック―学ぼう!遊ぼう!調べよう! 』
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