ユーザーの方ならご存知のとおり、「Googleカレンダー」は、仕事とプライベートのスケジュール管理において最強ともいえるツールです。Googleのエコシステムの中で生活している人にとっては、とくにそうでしょう。
そんなGoogleカレンダーですが、使っているときにミスをしてしまうこともあります。やたらにクリックしまくっていると、誤ってイベントを削除してしまうことがあります。
あるいは、もういらないと思うイベントをゴミ箱に入れてから、気が変わることもあるかもしれません。
いずれにしても、心配無用。削除してしまっても、イベントを復元することは可能です。
いまのところは、デスクトップでのみ復元が可能ですが、ほかのデバイス(モバイルなど)で削除してしまった場合でも、この手順を踏めば復元できます。
削除したイベントを復元する方法
削除されたイベントはゴミ箱の中に30日間保存され、それを過ぎると完全に削除されます。
※そのカレンダーについて、予定の変更または予定の変更および共有の管理の権限を与えられている人なら、誰でもイベントを削除・復元できます。
そのイベントを削除した直後なら、すぐに取り消すことが可能です。画面下部に表示されるポップアップの[元に戻す]をクリックすれば、元に戻ります。
そのチャンスを逃してしまったときは、以下の方法でイベントを復元できます。

- ウェブ版のGoogleカレンダーを開く。
- 右上にある[設定]メニュー(歯車のアイコン)をクリックする。
- [ゴミ箱]をクリックする。
- 必要な場合は、左側にあるメニューから該当するカレンダーを選ぶ。
- 個々のイベントを復元するには、そのイベントにカーソルを合わせ、[復元]のアイコン(弓なりになった左向きの矢印)をクリックする。複数のイベントを復元する場合は、左側にあるチェックボックスを使う。その後、テーブルの左上にある[復元]のアイコンをクリックする。
反対に、30日間の期限が来る前に、イベントを完全削除することもできます。
復元のアイコンではなく、各イベントの[ゴミ箱]のアイコン、または[ゴミ箱を空にする]をクリックしてください。
Googleカレンダーで生産性を保とう
Googleカレンダーを、日々の仕事の生産性を維持するために活用している場合はとくに、きちんと整理された最新の状態に保っておくことが大切です。
そのためには、イベントを削除する必要もあるでしょう。削除したイベントを復元しなければならなくなっても、今回ご紹介した方法を知っておけば、安心ですね。
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