AirPodsが片方だけ動かない?
そんな時でも、ご安心を。対処する方法を知っておけば、慌てる必要もありません。
では、左右どちらかのAirPodsが動かなくなった時にやるべきことを紹介していきましょう。
目次
1. AirPodsのバッテリーをチェックする
片方のAirPodsが動かなくなった原因とした考えられるのは、バッテリー切れです。まだ知らない人もいるかもしれませんが、AirPodsはそれぞれにバッテリーを充電するものです。
片方のAirPodsのバッテリーが切れていると、そのAirPodsは機能しません。
その場合は、動かない方のAirPodsを重言ケースに入れて、しばらく充電しましょう。その前にまずは、AirPodsの充電ケースが充電されていることも確認してください。
2. デバイスを再起動する
AirPodsを使っているデバイスを再起動して、AirPodsが動かない問題が解決されるかを確認するのもおすすめです。片方のAirPodsが動かない原因が、パソコンやスマホなど、AirPodsを接続しているデバイスに問題があることがあります。

iPhone、Windows、Android,、Macなど、AirPodsを使っているものを再起動して、AirPodsが両方とも動くかを確認しましょう。
3. 音量バランスを調整する
ほとんどのデバイスで、左右それぞれのAirPodsの音量レベルを調整することができます。自分もしくは誰かが音量を調節していた場合、片方のAirPodsにだけ音声が送られていて、それが問題の原因になっている可能性もあります。
Windows、Mac、Android、iOS、どのデバイスでも、簡単に音量調節はできます。
手順は以下の通りです。
iPhoneで音量調節する方法
- 設定を開く。
- 一般をタップし、アクセシビリティをタップする。
- 聴覚サポートのところまでスクロールダウンする。
- 「左」と「右」が両端にあるスライダのマーカーを真ん中に移動させる。これでAirPodsは両方とも確実に同じ音量になる。

Androidで音量調節する方法
以下の手順はOnePlusのAndroidスマホ用です。他のAndroidデバイスを持っている人も、まったく同じではないかもしれませんが、同じような手順のはずです。
- 設定を開く。
- スクロールダウンしてシステムをタップする。
- 上にあるアクセシビリティをタップする。
- 音量バランスのスライダーがあるところまでスクロールダウンする。
- マーカーをスライダーの真ん中に移動すれば、AirPodsの左右の音量が同じになる。

Macで音量調節する方法
- 「システム環境設定 > サウンド > 出力」を開く。
- サウンドを出力する装置一覧からAirPodsを選ぶ。
- バランスのスライダーで、マーカーを真ん中に移動させる。

Windowsで音量調節する方法
WindowsパソコンにAirPodsを接続していることを確認して、以下の手順に従ってください。
- システムトレイのスピーカーアイコンを右クリックし、音量の設定を開く。
- 上部のドロップダウンメニューからAirPodsを選び、デバイスの設定をクリック。
- 下の画像のようにバランスのスライダーが表示される。
- 左右が同じ音量レベルになるように調整する。片方のマーカーをドラッグすると、もう片方のマーカーも自動的に移動する。

4. 他のデバイスでAirPodsを使ってみる
必ずしもAirPodsに問題があるとは限りません。スマホやパソコンの問題が原因で、片方のAirPodsが動かないこともあります。
その場合、他のデバイスでAirPodsを使ってみて、両方のAirPodsから音が聞こえるかを確認しましょう。
他のデバイスで使ってAirPodsが両方とも機能した場合は、最初のデバイスに問題があるので、そちらの問題を解決しましょう。
特定のデバイスでのAirPodsのトラブルシューティングを見て、問題が解決できるかを確認してみてください。
5. デバイスからAirPodsの情報を削除する
Bluetoothデバイスの問題を解決するベストな方法は、スマホから情報を削除して、再度ペアリングすることです。そうすると、デバイスがBluetoothデバイスと新しい接続を確立します。
iPhoneやAndroidスマホで、AirPodsの情報を削除する方法は以下の通りです。
iPhoneでAirPodsの情報を削除する方法
- 設定を開く。
- Bluetoothをタップする。
- 一覧の中から自分のAirPodsを探し、右にある「i」をタップする。
- 「このデバイスの登録を解除」をタップする。

AndroidでAirPodsの情報を削除する方法
- 設定を開く。
- Bluetoothとデバイスの接続をタップする。
- Bluetoothを選ぶ。
- 一覧にある自分のAirPodsの横の歯車アイコンをタップする。
- 接続解除アイコンをタップする。

接続を解除したら、AirPodsをデバイスに再接続しなければなりません。それから、AirPodsが両方とも機能するかを確認しましょう。
6. スマホのネットワーク設定をリセットする
スマホが他のデバイスをどのように接続するかは、スマホのネットワーク設定で決まります。この設定をリセットして、AirPodsの問題が解決するかを確認するのもおすすめです。
ネットワーク設定リセットしたら、デバイスで手動で再設定しましょう。ネットワーク設定をリセットした後で、WiFiネットワークに再接続する必要があります。
iPhoneでネットワーク設定をリセットする方法
- 設定を開く。
- 一般を開き、リセットをタップする。
- 「ネットワーク設定をリセット」をタップする。

Androidでネットワーク設定をリセットする方法
- 設定を開く。
- スクロールダウンして、システムを選ぶ。
- リセットオプションをタップして、リセットメニューを表示する。
- 「WiFi、モバイル、Bluetoothをリセット」を選び、ネットワーク設定をリセットする。

7. それでも片方のAirPodsが動かない場合
上記の方法を試した後も、片方のAirPodsがまだ動かない場合は、AirPodsのハードウェア自体の問題かもしれません。Appleに交換用のAirPodsを注文するのが一番です。
当然ながらお金はかかりますが、残された選択肢はこれしかありません。
AirPodsを買う余分なお金をかけたくない人は、動いている方のAirPodsだけを使い続けるという手もあります。片方のAirPodsがなくても使えないわけではありません。
動かないAirPodsのほとんどの問題は上記の方法で解決する
片方のAirPodsしか聞こえない場合は、上記のトラブルシューティングを試して、AirPodsがもう一度きちんと機能するかを確認しましょう。ソフトウェアや設定が原因の場合、かなりの確率で問題は解決できます。
AirPods自体に問題があることもありますが、ほとんどの問題は、簡単な方法を試すだけで自力で解決できます。
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Image: MakeUseOf
Source: Apple
Original Article: One AirPod Not Working? Here's What to Do by MakeUseOf