スマホを見すぎだというのは自分でもわかっています。
スマホユーザー特有の問題ですが、上の空でSNSをスクロールする時間が長すぎる気がします。何かで1〜2分待たなければならない時は、スマホを取り出して、画面をタップするのが癖になっており、Instagramでみんなが投稿した写真を見るのは、すでに1度見ているので2回目です。
ところが、SNSや時間を無駄にするアプリをすべて削除しようと思うほど、うんざりしているわけでもありません。
ただ、SNSを本当に使いたいのか、どんな時も自分自身に疑問を呈するような方法が必要でした。
トレイのアプリを削除するとスマホ依存が下がる?
「Medium」で、スマホの使用頻度や時間を減らす方法を提案している記事を見つけました。
スマホの画面をグレイスケールに変えるとか、「Forest」アプリを使うというような、以前米Lifehackerで紹介したことがある方法も載っていましたが、これまでに聞いたことがない方法に目が留まりました。それは、トレイを空にするというものです。
トレイというのは、スマホのホーム画面の一番下にある列のことで、おそらく使用頻度が一番高いアプリを入れていると思います。
著者のNeil Pasrichaは、このアプリを削除しましょうと書いています。
スマホの画面の一番下には、常駐するアプリのアイコンが並ぶ小さなトレイがあります。
ほとんどの人が、電話、メール、ブラウザ、メッセージなどを入れているでしょう。しかし、どの画面でも、四六時中このようなアイコンが見えていると、それをさらにクリックするようになります。
また、当然ながら、メールやメッセージアプリは小さな数字が右上に表示されるので、注意を引きやすくなっています。だから、そのようなアプリが目に入らないようにするのです!
アプリに優先順位をつけ、低いものはスワイプが必要にする
少し考えましたが、私のトレイに入っているアプリ(電話、メール、ポッドキャスト、天気)は、目的をもって見に行ったり、特定の作業を行なうために開く、非常に機能的なアプリだと思いました。
ポッドキャストを聞いたり、電話をかけたり、午後に雨が降るかを確認したりするものです。
何も考えずに時間を浪費するのは、ホーム画面のそれ以外のアプリです。天気をチェックしたあと、気づかないうちにInstagramをまたスクロールして、友だちの子どもが新学期を迎えた写真を見たりしています。
ですから、私の場合はトレイを空にするのではなく、トレイ以外のアプリをすべてなくすことにしました。一番大事なアプリを4つに絞り、それ以外のアプリを使う場合はスワイプしなければならないようにしました。
もちろん、スワイプするのはそんなに大変なことではありません。でも、「なんでスワイプしようとしてるんだろう?」と、立ち止まってほんの一瞬考えることになります。
本当にそのアプリを開かなければならない場合は、スワイプします。もし、ただ退屈していたり、「スマホでも見るか」というような気分であれば、馬鹿な考えをやめることができます(そのような時のために本を持ち歩くようになるかもしれません)。
さらにこのお陰で、今はホーム画面がごちゃごちゃせずスッキリしています。心落ち着くホーム画面はこのような感じです。

また、このアイデアをさらに一歩進めて、SNSのアプリ、ニュース系のアプリなどは、それぞれまとめてグループにするのもいいでしょう。
スワイプやクリックを余分にしなければならないようにすることで、スマホを使うのがほんの少しだけ面倒になります。私がやろうとしているのは正にそれです。
あわせて読みたい
Image: Twin Design/Shutterstock.com
Source: Medium
Meghan Moravcik Walbert - Lifehacker US[原文]