Microsoftは、より高速なIntel版CPUとAMD版CPUのどちらかを選択できるSurface Laptop 4のラインナップを発表。
Surface Laptopシリーズの13.5インチモデルと15インチモデルの構成が刷新されました。
Microsoftによると、Surface Laptop 4はSurface Laptop 3からパフォーマンスを最大70%向上させたとしています。
また、この新しいラインのラップトップは1回の充電で最大19時間のバッテリー駆動時間を約束しています。
どんな機種なのか、早速見ていきましょう。
デザインは前モデルを継承、最新CPUを複数のオプションから選択可能
Surface Laptop 4は、Microsoftが2019年に初めてお披露目したSurface Laptop 3の特長をいくつか継承しています。
そのため、ポートはSurface Laptop 3と同じで、(USB-Aポート1つ、USB-Cポート1つ、サーフィスコネクター1つ)、引き続きThunderboltには対応していません。
Surface Laptop 4では、13.5インチモデルに「アルカンターラ」素材の新色「アイスブルー」が登場しました。
一方、15インチモデルのカラーは、メタル仕上げの「プラチナ」と「マットブラック」のみとなります。
CPUはIntel版とAMD版の2種類から選択できる

Microsoftは今回、Intel版とAMD版の新しいチップを使用して、ほとんどの変更を社内で行っています。
この新しいIntel版CPUとAMD版CPUは、どちらも13.5インチと15インチの両方のモデルで選択可能。
MicrosoftはIntelの第11世代を使用。Tiger Lake版CPUかAMD版のSurface Editionチップで、以前のZen 2のアーキテクチャをベースにしています。
ベーシックな13.5インチのSurface Laptop 4は、AMD版CPU 6コア、Ryzen 5 4680U、8GB RAM、256GB SSD。
より強力なIntel版CPU、Corei5-1135G7またはCorei7-1185G7、最大32GB RAM、1TB SSDも選択できます。
AMDとIntelでバッテリー時間が異なる
Microsoftは、1回の充電で、Intel版CPUを搭載したSurface Laptop 4は、バッテリーが13.5インチのモデルで最大17時間、15インチのモデルで最大16.5時間駆動できるとしています。
AMD版CPUの場合、1回の充電で13.5インチのモデルは最大19時間、15インチのモデルは最大17.5時間駆動することが保証されています。
グラフィックへの対応は?
15インチのSurface Laptop 4は、AMD版CPUを選択するとRyzen 7 4980U CPU、8GB RAM、256GB SSDを搭載。Intel版CPUは、Core i7-1185G7も選択できます。
どのモデルも専用GPUは備えていません。
Intel版CPUではIntel Xeをグラフィックスに対応させており、AMD版には統合されたRadeon GPUが搭載されています。
Surface Laptop 4の仕様には他に、顔認識をするWindows Hello、720pの Webカメラ、遠距離用デュアルスタジオマイク、ドルビーアトモス認定スピーカー、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0があります。
Surface Laptop 4の価格と発売時期
Surface Laptop 4の価格は、AMD版CPU搭載の13.5インチモデルが999ドルから(日本では128,480円 から)、Intel版CPU搭載の13.5インチモデルは1,299ドルから(日本では161480円から)となります。
4月15日より、米国、カナダ、日本で販売を開始。Microsoftは、「今後数週間」で販売を他の市場にも広げる予定です。
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Source: Microsoft
Original Article: Microsoft Launches the Surface Laptop 4 With Intel and AMD Options by MakeUseOf