お気に入りの動画をストリーミングしようと思ってダウンロードしたのに、ファイルが開けずに見られなかった! ってこと、ありませんか。フリーのメディアコンバータを使えば、この問題は解決できるんですよ。米lifehackerでは以前、あなたのお気に入りのメディアコンバータを教えてくださいと呼びかけたところ、読者のおすすめを5つにしぼることができました。ここで紹介しますので、みなさんにとってはどれが一番使いやすいか、最後に投票してくださいね。
『Super』(Windows用)
以前、GIZMODO JAPANでも紹介した『Super』はフリーのメディアコンバータで、『FFmpeg』『MEncoder』『MPlayer』のようなフロントエンドのコマンドラインで動き、アプリケーションはカスタマイズしやすくなっています。欠点としては、インターフェイスがごちゃごちゃしていて、初めて使う人には見にくいということがあります。だいたいの用途では簡単にフォーマットを選べるようになっているし、デフォルトのままでも問題ありません。
残る4つのおすすめメディアコンバータは、以下からどうぞ。
『FormatFactory 』(Windows用)
『FormatFactory』はフリーで、 ビデオ、オーディオ、イメージのファイル形式変換に使えます。アイコンがわかりやすいので、使いたいコンバージョンをすぐ探し出せます。最も使いやすいメディアコンバータの一つといえるでしょう。
『MediaCoder』 (Windows/Mac/Linux用)
『MediaCoder』は、メディアトランスコーダーのバッチで、ビデオ、オーディオを相互変換することができます。『Super』のようにフロントエンドコマンドラインで動き、シンプルにも複雑にも変換できます。すべてのプラットフォームで動きますが、最も使いやすいのがWindowsです。iPhoneやiPod、PSPなどデバイスに特化したバージョンもあります。
『HandBrake』 (Windows/Mac/Linux用)
『HandBrake』は広く知られているオープンソースのメディアコンバータで、DVDからさまざまなフォーマットにビデオをエンコーディングすることができます。グラフィックラインでもコマンドラインでも使えますが、他のコンバータのようにたくさんの種類のフォーマットを扱っているわけではなく、DVDを含むMPEGに限られます。『HandBreak』はDVDコピーツールベスト5には入っていますが、他のアプリケーションのような多様性がないのが欠点です。
『FFmpeg』 (Windows/Mac/Linux用)
『FFmpeg』はフリーのエンコーディングツールで、クロスプラットフォームコマンドラインで動きます。『FFmpeg』は、他のコンバータに比べてカシコイのと同時に、圧倒的な使いやすさと柔軟性を持っています。『FFmpeg』でコマンドラインからメディアを変換してみて納得したら、ぜひ米lifehackerの記事、FFmpegで変換するヨロコビも読んでみてくださいね。
以上、5つのメディアコンバータを紹介しましたが、この中であなたのお気に入りはどれでしたか?
[Five Best Media Converters]
Adam Pash (原文 / 訳:山内純子)
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