キャッシュレス化に伴って、薄くて小さいお財布が市場で人気を博しているようですが、コンパクトな反面、小銭入れなどのスペースも限られてしまい、使いづらさもあるのが筆者の印象でした。

そんな課題感を解決した製品を、姉妹サイトmachi-yaにて発見。

usuha2」は薄さ・小ささも実現しながら、使い勝手の良さを最優先に設計された製品とのこと。幾多の革製品を手掛けた職人ならではの工夫がたくさん詰まっているようですよ。

早速チェックしてみましょう!

Video: <a href="https://youtu.be/LSEdpgeLBtM" target="_blank">『点と線』/YouTube</a>

人気モデルがさらに進化

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Image: artigiano

今回ご紹介の「usuha2」は、過去に国内クラウドファンディングで570個を完売した人気製品のアップデート版。

スリムでコンパクトな点はそのままに、使いやすさを追求してたくさんの工夫を盛り込み改良を行ったのだとか。

開かなくてもカードにアクセス可

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Image: artigiano

カード類は9枚まで収納でき、さらには財布本体を開けることなく取り出し可能

レザーストッパー付きでカードが落ちる心配も少なく、財布を開けなくても取り出せるよう、切り込みも用意されています。

基本はカードやスマホ決済で生活するキャッシュレス派とも相性が良さそうですね。

小銭入れ
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小銭ポケットは、側面から力を加えることで大きく開くショートフラップ構造。限られたスペースの小銭入れでも、取り出しやすさがしっかりと確保されてる印象を受けました。

また大きなフタがあるため、財布を横向きに開いても小銭がこぼれる心配もなさそうですよ。

革ホック
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また、「usuha2」は金具を一切使用せず、革だけですべての機構を実現。開閉は角にある、オリジナル設計のレザーホックで止める仕組みになっています。

金具を使わないことで、経年変化時に、ボタンなど凹凸によるあたりが出ないようにこだわったのだとか。

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お札のスペースも余裕を持たせ、現行の1万円札プラス12mmのサイズが確保されています。取り出す際に引っ掛かりがなく、スムーズな出し入れができるようになっているようですよ。

ただ小さくしただけでなく、使いやすさも考慮されているのは嬉しいポイントですね。

縫製も工夫しスリムさを追求

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Image: artigiano

使いやすさを最優先しつつ、コンパクトさも確保するため、細部の工夫もしっかりと行われています。

例えば、左図のような外周のステッチを減らすことで一回り小さく仕上げ、9cm角を下回る極小のサイズを実現しているようですよ!

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本体の厚さは15mmとスリムで、最大容量のカード9枚を収納しても18mmと薄さをキープできます。

その理由は、財布を閉じた際にコインとカードが重ならず、最大容量を収納しても、余計な厚みが出ないからだそうです。

こだわりのハンドメイド

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Image: artigiano

本体の素材にはブッテーロレザーを採用。

薄く、それでいてしなやかさや強度があり、経年後はツヤ感を楽しめる素材なんだとか。

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Image: artigiano

製品は一点一点、大阪の枚方市内の工房でハンドメイドにて作られているそう。

外注不可なオリジナルの製法を用いて、たった二人で生産を行っており、製造数にも限界があるとのことで、そのクラフトマンシップをなんだか応援したくなります。

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定番カラーのキャメルやブラック以外に、ブルー・ワイン・生成色(きなりいろ)・イエロー・ターコイズ・グリーン・レッド・オレンジと、カラーバリエーションも豊富に用意されているのでカラー選びに迷いそうです。

ちなみに、左利き用もオプションで選べるため、利き手によって使い勝手が制限される心配もないのが嬉しいですね!


革職人によるオールハンドメイドの薄い財布「usuha2」は現在、クラウドファンディングサイトmachi-yaにてキャンペーン中。執筆時点では、超早割のリターンが12,870円(送料、税込)からオーダー可能でした。

使いやすさを最優先して設計された薄い財布。職人の工夫やこだわりは以下のリンクからチェックいただけます。

>> 使いやすさのために工夫を凝らした薄い財布「usuha2」

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Source: machi-ya, YouTube