近年の熱中症対策は電動化が進んでいますよね。夏になると電動ファンを片手に歩く人や、ファン搭載ベストを使う方を多く見かけます。
機能的かつ合理的だなと思う一方、ビジネスシーンなどフォーマルな服装だとちょっと合わせづらいのが悩ましいところ。そんなときには、あえてアナログな扇子を使ってみるのはいかがでしょうか?
そこで今回は、最近筆者が体験したユニークかつ優雅さを兼ね備えた高級扇子「TTi-718/918 SE V2」の紹介をしたいと思います。
この記事が出る時点では暑い季節のことなど考えられないかもしれませんが、今購入すると暑くなる前に届くそうなので是非最後までチェックしてみてください!
人気製品をバージョンアップ

「TTi-718/918 SE V2」を手掛けるのは香港のデザインチーム「Timaze」。過去にも人気だった扇子のバージョンアップ版として登場しました。
主な変更点が写真にもある親骨の形状。直線形状だった旧モデルから、くびれのようなギャップの大きいデザインに変わっています。

どちらのデザインにも良さがありますが、筆者的には新作の方がスタイリッシュな印象でした。手に収まる部分が細くなっているので持ちやすいと思います。

扇面開閉は両手で行う必要がありますが、固いという感じもなくスムーズでした。
一般的な扇子と同じく使っていくうちに緩くなることもあるそうですが、1.5mmの六角レンチで締め直せるとのこと。セルフメンテンスできるのは助かるポイントですね。
金属の質感を楽しめる

同じ金属筐体の参考として筆者所有のiPad Pro(11inch)のシルバーと並べてみたところ、「TTi-718/918 SE V2」はApple製品のスペースグレイに近い色合いでした。

お借りしたグレー/シルバーモデルは、外側の親骨と呼ばれる部分がマットなグレー、中骨の部分が光沢感のあるシルバーになっています。
光に当ててみると反射する感じが異なり、同じ金属でも表情の違いが出て良いなと感じました。

開いた様子を横から見ると、親骨や中骨が階段のように整然と並んだ様子を楽しめます。
薄い金属パーツでも端まで丁寧に加工されているのが好印象。手に持った感じも柔らか感じで隅々まで美しいなと思いました。
ある意味、芸術品のようなアイテムかもしれませんね。
サイズと扇面は2種類ずつ

バリエーションは本体カラーも含めるとかなりの数になっていますが、サイズ展開は2種類。
まず小さい方の「TTi-718 SE V2」は、いわゆる日本で見かける扇子とほぼ同じサイズ感です。

一方、「TTi-918 SE V2」は大きなサイズとなり「TTi-718 SE V2」と比べると親子ほどの違いがあります。

同じ位置で持ち替えてみるとわかりやすいですね。
「TTi-918 SE V2」は小柄な筆者からするとかなり大きいなと感じましたが、身体の大きな人にはちょうど良いのかも。扇面も大きくなるので風量もしっかりと感じられます。

扇面はシルク製で、金模様ありと無地の2種から選択可能。

金箔が舞い散るような優雅で風流な模様でした。

無地はとてもシンプル。金属の骨組みから受けるソリッドな印象と相まってミニマルさが強調されていますね。
パッと見た感じでは普通の扇子っぽいのに、実は高級品というのが奥ゆかしくて筆者好みでした。
チタンとシルクを組み合わせたユニークな高級扇子「TTi-718/918 SE V2」は現在、クラウドファンディングサイトmachi-yaにてお得なキャンペーンを実施中。
執筆時点ではご紹介の「TTi-718 SE V2」のグレー/シルバーモデルが一般販売予定価格から30%OFFの37,800円(送料・税込)からオーダー可能でした。
ご紹介した以外には、絢爛豪華なゴールドモデルや渋さ極まるブラックモデルなども用意されていましたよ。気になった方はぜひ、下のリンクから詳細をチェックしてみてください!
Photo: junior
Image: Timaze Japan
Source: machi-ya