“長財布の最小”を目指して開発された「TIDY(タイディ)2.0」を、皆さんはご存知でしょうか? machi-yaでも多くの支持を集め、3千万円に迫る総支援額を達成したあの人気プロジェクトです!
シリーズ最新作として登場した「TIDY SLIM」は、高い収納力や使いやすさはそのまま、よりスリムに進化した最薄&最軽量クラスの長財布。お札を折らずに収納できたり、整理整頓がしやすいといった魅力も健在です!
薄さ約1.3mmを実現&エイジングを堪能できる素材

今回、レビューのためにお借りしたのはダークグリーンの「TIDY SLIM」。

特筆すべきはその薄さで、お札やコインを収納していない状態では厚さ約1.3mmというから驚きですよね。

横幅も約17.2mmに収まっていて、iPhone 13 miniと比較してもご覧の通りのサイズ差。パンツのポケットや小さなサコッシュにも、無理なく入るコンパクトさです。

前面に使用されている素材は、なめす際にオイルをたっぷりと含ませた「プルアップレザー」。少し起毛したようなマットな質感が、渋い雰囲気を醸しています。
経年変化が起きる前はキズつきやすい特長がありますが、指でこすれば目立たなくなるので、安心して持ち出せるでしょう。使い込むほどにツヤと深みが増していくので、レザー財布ならではの“革を育てる”醍醐味を堪能できます。
ファスナーへの干渉を防ぐビルストッパー搭載
サイズが小さくなれば、自ずと「あまり入らないのでは…」と思いきや、綿密に考えられた内部構造のおかげで高い収納力をキープ。過去に「TIDY 2.0」をレビューしたこともあり、大きな進化を感じました。

お札の収納スペースは、1万円札が折らずに入る限界ギリギリのサイズです。
これだと、ファスナーに干渉してしまいそうですが、そこはひと工夫で解決。意匠登録出願中の新機能であるビルストッパーのおかげで、お札がはみ出しにくくなっています。
ペラッとめくれば収納や取り出しの邪魔にもならないし、デザイン上もユニークなアクセントですよね。
乱雑に入れても中身が飛び出しにくいコインポケット

一方、コインポケットは約4.3mmの深さを設けることで、取り出しやすさとこぼれにくさが向上。以前は、キレイに並べないと少し心許なさがあったんですよね…。
ここではあえて乱雑に20枚弱のコインを入れてみましたが、ポケットを広げても深底のおかげで飛び出しにくくなっていました。
視認性に優れ、目当てのコインをピックできるところも、コンパクト財布にありがちな弱点を見事に解消していて良いですね!
厚みを分散するカード収納部
カード収納部は、2箇所に設けられています。

片方は、横並びにカードが入るよう斜めに切り込みが入れられた構造です。

もう片方は、縦並びに。どちらも視認性が良く、出し入れもスムーズ。かつ、カードを収納していないときは、双方のカードポケットが干渉せず厚みを抑えられるというのが「TIDY」シリーズらしいデザインです。
鍵用の差込型ポケットやフリースペースも

ステッチで補強された3か所の差込型ポケットには、鍵がスッポリ収まります。ここには、Air Podsなどのワイヤレスイヤホンを入れてもOKです。

個人的に嬉しかったのが、自由に使える収納スペースが用意されていたことでした。金額ごことにお札を分けてもいいし、領収書の保管に使っても便利そう。
もしくは、カード型の紛失防止トラッカーなんかも収まりが良さそうですね。小さなメモ帳だって入るかも??…といった具合で、ライフスタイルに合わせて活用できそうです。
カード情報を盗み取る犯罪「スキミング」から身を守るため、内部の見えない部分に「電磁波遮断シート」を搭載している「TIDY SLIM」。ルックスはレザー製でアナログな雰囲気ですが、防犯意識は新しいところもナイスです。
下記リンク先ページでは、各機能の詳細や利用シーン、カラー展開などをチェックできます。プロジェクト終了が迫っているので、気になる方はお早めにアクセスされてみては。
>>【もっと小さい長財布TIDY SLIM】シリーズ最新作、わずか1.3cmの薄さ。
Photo: 山科拓郎
Source: machi-ya