コスパだけじゃない、手間をかける喜びがそこに。
ウイスキーや焼酎など蒸留酒好きの方は必見の「TARU HOLICのミニ樽」。手軽に追加熟成を楽しめる自分専用の酒樽となっており、筆者も試させてもらってその魅力はハマりました。毎日の晩酌が待ち遠しくてたまりません…!
熟成具合は日数によって色々楽しめ、前回の記事では約1週間の熟成をチェックしてみましたが、今回はたっぷり2Lモデルでさらに寝かせたレポートをお届けします。
日数を経ることで気づいた魅力や発見もあったので、ぜひ前回の記事とあわせてご覧ください!
2Lでたっぷり熟成

まずは製品について簡単におさらい。
「TARU HOLICのミニ樽」は1L/2L/3Lの3サイズ展開あり、内側の焼き付け加工など、ウイスキーや焼酎の熟成に適した本格仕様の樽となっています。

樽の胴回りはオーク材で、前後の蓋が桜の木を採用。木目も美しく、インテリア小物としても十分に使える高級感・存在感を備えていますよ。

樽上部の栓部分が注ぎ口で、前面の栓は蛇口と構造自体はシンプル。しっかりと栓をしておけば、蛇口から漏れることはありませんでしたよ。
樽から直に注いで飲むのは特別感もあり、視覚的にも楽しいですね。
オリジナルブレンドを試してみた

今回はオリジナルブレンドに挑戦してみました! そもそもウイスキーボトル自体が750mlが主流なため、2Lモデルに入れるには1瓶では足りないという理由もありますが……。
1000円台で買えるコスパ重視の2本(どちらもブレンデッドのスコッチウイスキー)は、一体どのように変化するのか?

ということで、一気に2週間後になりました。

初日のものと比べ、見た目は明らかに濃くなっていますね。

参考までに8日目時点の状態とも比較。今回のウイスキーでは1週間ほどで色が安定するようでした。元々がもっと薄い色だと、変化はもう少しあるのかもしれませんね。

ただし、香りには違いが大きく表れました。
8日目時点ではさほど初日との差を感じませんでしたが、15日目では樽の香りが移ったような、ほんのりとしたバニラのような甘さが印象的かも。

テイストは15日目がもっともまろやかで飲みやすく、香りは水割りで比べてもわかるほど。味や香りの好みは人それぞれですが、寝かせるだけで1クラス上の味わいが楽しめるのはいいですね。
ちなみに理想的な環境で熟成できれば、市販のウイスキー同様アルコール度数も少し低下すとのことでした。強いお酒独特のアルコール刺激が苦手な方は、樽での追加熟成飲がオススメかもしれませんね。
贅沢にシングルモルトでも試してみた

付属のガイドブックによると、熟成年数の短いウイスキーやシングルモルトのほうが変化を楽しみやすいとのことだったので、並行して実験してみました。
シングルモルトは人気なためか平均価格も高いですが、今回はできる限り安価な700mlで2000円台のもの選んでいます。

1週間寝かせた結果、色の変化は一目瞭然。

ボトル出し時点では透明度も高い黄色っぽい色ですが、8日目もすれば美しい琥珀色に。

水割りでもここまで差が出ます。味の変化はブレンデッドウイスキーと同様で、日数が経つほどまろやかになりました。

筆者はワインやウイスキーとチョコといった甘味でのマリアージュにハマっています。それを自ら育てたお酒でやれるのは贅沢な体験ですね。
多少の手間は掛かりますが、コスパウイスキーもおいしく変化できる「TARU HOLICのミニ樽」でみなさんも一杯いかが?
チアーズ!
ウイスキーや焼酎を自宅で樽熟成できる「TARU HOLICのミニ樽」は現在、クラウドファンディングサイトmachi-yaにておトクなキャンペーンを実施中。
執筆時点ではご紹介の1Lモデルが一般販売予定価格から10%OFFの23,310円(税・送料込)からオーダー可能でした。
売り切れになっているコースもあったので、気になった方は下のリンクから早めにチェックしてみてください!
Photo: junior
Source: machi-ya