身に着けるものを選ぶときに、“サステナブルかどうか”を基準に加えた方も多いんじゃないでしょうか。

コーヒーかすを材料にしたスニーカー「#rens」が、海外クラウドファンディングで累計約1億3000万円もの支援を集めたことからも、世界でサステナブルファッションへの注目が高まっていることがうかがえます。

ただ、環境への負荷軽減に配慮したプロダクトの選択肢はまだまだ少ない状況。こうしたなか、日本でもサステナブルスニーカーを手にする機会の到来です。

このほどクラウドファンディングサイトmachi-yaにて、「#rens」のプロジェクトがスタート。サステナブルなだけじゃなく、防水性や軽量性といった実用面でも妥協のないプロダクトです。機能やデザインを、詳しく見ていきましょう。

コーヒーカップ21杯分の豆かすから成るスニーカー

Image: MondeCross
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環境先進国フィンランドのスニーカー愛好家グループ「RensOriginal」は、コーヒーかすと廃プラスチックでスニーカーが作れないかと考えました。

“サステナブルであることは大前提。デザインや機能も満足いくものを”とのマインドでモノづくりを進め、誕生したのが「#rens」です。

「#rens」には、1足あたりコーヒーカップ21杯分の豆かすと500mlペットボトル6本分の廃プラスチックが利用されます。

防水性と通気性を両立

Image: MondeCross
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サステナブルなだけじゃなく機能性も重視した「#rens」ですが、特に目を引くのが高い防水性通気性抗菌性です。

ペットボトルのプラスチックによりスニーカー外側に防水フィルムを形成。外部からの水分子は通さないが空気と空気中の水分は通すとの特殊技術により、防水性と通気性を両立させているんです。

また、コーヒーかすから生成した糸が天然の抗菌性を発揮。靴の臭いの元となる細菌の繁殖を防いでくれるようです。

雨の日や夏場にも快適に履けるスニーカーは、エコフレンドリーなプロダクトを特に意識しない方にとっても魅力的に映るんじゃないでしょうか。

軽くて乾きやすい

Image: MondeCross
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“機能豊富”を謳う「#rens」の魅力はまだまだあります。

軽くて速乾性が高いとの特長が、履き心地の向上に貢献。一般的なスニーカーの重量が350~400g(片足)に対し「#rens」は約230gとなっていて、まさに超軽量です。

濡れても汗をかいてもすぐ乾き、軽い状態がキープできるとなれば、ランニングなんかにも向いているかもしれません。

高性能コンフォートミッドソールにより、クッション性の高さもしています。インソールは取り外し可能なので衛生的に使えそう。こちらもリサイクル材料を使用しています。

デザインの力で環境に配慮したライフスタイルを

Image: MondeCross
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「#rens」のなにより魅力的なポイントは、ユニークなルックスなんじゃないでしょうか。ベーシックなカラーがおしゃれで、ハッシュタグのワンポイントは大胆なアクセントとして機能しています。

5色展開となっていて、Stealth Black/Arctic Black/Classic White/Rebel Black/Rebel Whiteがそれ。スニーカー愛好家たちのセンスが光る配色です。

街で履けば目を引くこと請け合い。サステナブルな思想をクールなプロダクトを介して共有しようとの戦略は大成功なんじゃないでしょうか。


コーヒーかすとペットボトルから作られた「#rens」は、現在machi-yaにて支援を受け付けています。

執筆時点では、【超早割100名様限定】20%OFF、15,840円(消費税・送料込み)からオーダー可能な状況です。プロダクトに込められた想いやより詳しい説明が、以下のWebページからご覧いただけます。

Image: MondeCross

Source: machi-ya