オフィスでも出先でも便利なノートPC。
筆者ももちろん愛用していますが、普段デスクではフルサイズキーボードなため数字入力がちょっと不満なポイントです。慣れで解消できる部分ですが、感覚的に打てるテンキーはやっぱり便利なんですよね。
そんな課題を解決してくれるのがトラックパッドにテンキー機能を追加できる極薄フィルム「Nums」。
今回新たにMacBook Air(M2)に加え、LenovoやHUAWEIのWindows機(一部モデル)にも対応。さらに追加記念でお得な先行販売も実施中となっています。
気になっていた方もいるかと思いますので、筆者がサンプルを試してきたレポートをぜひご覧ください!
M2 MacBook Airにも対応

こちらがアルミノシリケートミネラルガラス製の「Nums」本体。
厚みは0.26mmで薄いながら強度はしっかりとある感じ。スマホ用のガラスフィルムをもう少しぶ厚くしたような印象ですね。

従来品との機能差はありませんが、上記機種にも対応が拡大。
これまではMacBookシリーズとSurfaceシリーズのみでしたが、LenovoやHUAWEIがラインナップに加わっています。
まだWindows機種は対応メーカーが少ないですが、このペースでいけばDellやHPといった大手PCにも対応が期待できるかもしれませんね。
取り付けは簡単

早速筆者のMacBook Pro(M1 Pro)にインストールしてみました。
スマホの画面フィルムを貼るのと同様に、付属のクリーナーで汚れや油分を取った後に本体を貼り付けます。

機種用にジャストサイズになっており、またトラックパッド部は少し凹んでいるので簡単でしたよ。
印字された英数字はPC本体と同じグレー系統。さりげなく変に目立ったりはしません。

冒頭でテンキー化するとお伝えしましたが、配列はテンキーというよりは電卓に近い印象。
トラックパッドと筐体の段差をちょうど埋める感じなので、そのまま画面を閉じても干渉はしません。

専用アプリをインストールし、付属のコードでアクティベーションすれば準備完了です。
電卓がすぐ出せて便利

「Nums」は指定箇所をスワイプすることで機能が立ち上がります。
例えばトラックパッドの左上隅から中心へなぞると純正の計算機アプリ(電卓)が瞬時に起動。電卓やスマホを使わずともクイックに計算が可能。

テンキーモードへの切り替えは右上から中心へのスワイプで対応。
Excelやスプレッドシートの使用時には移動や拡大縮小、数字や日本語入力と異なる操作を繰り返すので英数/かなの切り替えが頻繁になりますよね。
「Nums」を使えば入力切り替えが不要なのが効率もよく、便利に感じました。
ランチャー機能も助かる

Macユーザーの方はDockやLaunchpadなどのランチャーを活用しているかと思いますが、「Nums」を使えばさらにジェスチャーでのアプリランチャーが利用可能に。
動画のようにトラックパッドの左側外からスワイプすることでアプリを直感的に立ち上げられます。

ランチャーの位置は「Nums」アプリで設定。印字されている数字や記号の位置(5×4の20枠)に任意のアプリを登録可能。

アプリ以外にもウェブサイトやカスタムショートカットキーが登録可能なため、工夫次第でさらに効率アップが図れそうですね。
筆者はPhotoshopの書き出しや自動コントラストなど、4つのキー以上を使う複雑なショートカットキーを中心に設定してみました。
覚えづらいショートカットもスワイプで発動できるので、数字入力が多い方だけでなくクリエイターの方にもオススメかもしれません。
トラックパッドに貼るだけでノートPC作業の効率アップが期待できる「Nums」は現在、クラウドファンディングサイトmachi-yaでキャンペーンを実施中。
執筆時点では新規機種に対応したモデルが早割で3,230円(税・送料込み)でオーダー可能でした。
気になった方は以下のリンクから詳細をチェックしてみてくださいね。
Image: ADZUKI TRADING
Photo: junior
Source: machi-ya