仕事中やトレーニング時に音楽を聞くという方も多いですが、周りからの呼びかけや音にはしっかり反応できていますか? ランニングなど屋外で活動している時には、交通事故の危険も孕んでいるので注意が必要です。
そこでオススメしたいのが耳を直接塞がず、環境音も聞きやすくなる骨伝導イヤホン。ヘッドバンド式が主流ですが、今回は完全ワイヤレスタイプ「IZELL-WBC01」をご紹介します。
振動で音が聞こえる

骨伝導イヤホンの多くは頭蓋骨を通じて音を届けるため、こめかみ部分を挟み込むヘッドバンドタイプが多いかと思います。
一方「IZELL-WBC01」は左右独立型で、見た目は少し大きめの完全ワイヤレスイヤホンのような感じですね。

耳の後ろで支えつつ挟み込むように装着。写真では穴が塞がっているようにも見えますが、しっかりと隙間があり、外部の音はほぼ低減されていません。
フック部分はチタン合金製で強度と柔軟性があり装着しやすかったです。標準パッドであれば筆者の眼鏡との併用も特に問題ありませんでした。ただ、耳や眼鏡のツル形状によっては干渉する可能性はあるかと思います。

完全ワイヤレスイヤホンから比べると本体も大きいため、ケースも比例して大きめですね。
サイズ感を活かしてケースのバッテリーは650mAと多めになっているので、本体を4〜5回充電することができるとのことでした。

ロングバージョンのパッドも標準装備。簡単に変更でき安定性が増すため、ランニングなど大きな動きを伴う場合に利用してください。
実際に着用してみた

ということで音楽を聴いてみました。
音楽用イヤホンと比べると表現力は劣りますが、骨伝導としては音質はクリアな印象でした。低音やビートが強めの音楽は相性が良いですね。

骨伝導なのでしっかりと骨や響きやすいところに装着できるかがポイント。
装着直後は少し音が聞こえにくい感じでしたが、位置調整することでしっかりと聞こえるようになりました。

楽曲選択等はスマホで行いますが、本体からも一部操作が可能。本体の左右それぞれに1つの物理ボタンが備わり、以下の操作ができました。
- シングルクリック:音楽再生と停止
- ダブルクリック:左耳は音量を下げる、右耳は音量を上げる
- トリプルクリック:iOSであれば、Siriが起動
- 1秒長押し:左耳は次の音楽へ、右耳は一つ前の音楽へ戻る
- 3秒以上長押し:電源ON/OFF

参考までに骨伝導している様子がこちら。
紙片を載せてみたところ、ブルブルと震えて動いていますね。小さな骨伝導ユニットですが装着するとしっかりと音を伝えてくれますよ。
なお、マイクも搭載しているのでオンライン会議での利用も可能でした。
音漏れは控えめ

音楽はしっかりと聞こえつつ、環境音も自然に聞こえます。呼びかけや物音にもすぐ気付けるので、オフィスやカフェでも使いやすいと思いますよ。

インイヤーやカナル型のイヤホンと比べると耳を塞いでいないことが分かりやすいかも。

骨伝導とはいえ大音量だと若干の音漏れは発生します。「IZELL-WBC01」も例外ではありません。
とはいえ気になるレベルではなく、例えば筆者が雑音のあるオフィスで音量MAXにしてみても隣席の同僚は気にならなかったようでした。本体に近づくと「漏れているな」という感じとのこと。
とはいえ公共交通機関などではトラブルになる可能性もあるため、シーンに応じて音量は調節くださいね。
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Photo: junior
Source: machi-ya