利き手の違いによる不便をデザインで解消。
今回ご紹介するミニマルウォレット「FLAPP」は、薄さを追求したミニマルウォレットのひとつ。ただし見た目とサイズだけでなく、ユニークな設計で利き手問わず扱いやすいのが特長なんです。
右利きの方は意識したことが無いと思いますが、製品の多くが右利きに最適化されているんですよ。例えばハサミなどは左利きだとまともに使えないケースも。そんな不便を解消すべく、自身も左利きのグラフィックデザイナーさんが「FLAPP」を生み出されました。
こだわりが詰まった製品を体験させてもらったので、機能や使い勝手をレポートしたいと思います。
利き手を問わないユニバーサル仕様

「FLAPP」最大の特長は斜めに開閉できる特殊な設計。
一般的な二つ折り財布と異なり対角線上をどちら側からも開けるため、利き手に関係なく扱えるのだそう。

右手で取り出すときも、

左手で取り出す時も同じ動きでアクセスすることが可能。
最初は少し違和感がありますが、慣れるとマネークリップのような感覚で使えると感じました。

フラップ部分には強めのマグネットが備わっているため、勝手に開いて中身がこぼれるといった心配はほぼ無いかと思います。
こだわりの薄さ

カードと紙幣は同じスペースに収納。
最大収納量はカード6枚、紙幣10枚とのこと。ただし、革が柔らかくなるまでは少なめに入れた方が使いやすいですね。また両サイドからグッと力をかけると口が大きく広がるので、出し入れがしやすくなります。

コインポケットもあり、最大10枚ほどが収納可能。
容量は最小限なので、どうしても現金支払いが必要な際のお釣り用と考えた方が良さそう。

最大まで詰め込んだ状態との比較がこちら。もっとも厚い部分で約1.8cmほどでした。

男性であれば胸ポケットやパンツのポケットに入れることも多いかと思いますが、シルエットへの影響は最小限かと思います。
個性豊かなバイカラー

カラー展開は、ベージュ×レッド、ブラック×イエロー、ゴールド×ベージュ、ネイビー×スカイブルーの全4パターン。
内側と外側で色が異なるバイカラー仕様なのも個性的なポイントの1つです。

ゴールド×ベージュのみ擦れによる色落ちが発生するそうですが、メーカー曰く経年変化とは異なるユーズド感を楽しんでもらえればとのことでした。
両利き使える薄くて個性派なミニマルウォレット「FLAPP」は現在、クラウドファンディングサイトmachi-yaにてお得なキャンペーンを実施中。
執筆時点では販売予定価格から20%の17,600円(税・送料込み)からオーダー可能でしたよ。
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Photo: Haruki Matsumoto
Image: flapp_tokyo
Source: machi-ya