ウクライナの街ザポリージャ。今では、すっかり露宇戦争で有名になってしまいましたが、そのザポリージャで皮革工房を営んでいたDA VINCI workshop(※)の手による美しいノート「EQUILIBRIUM」をご紹介します。

※DA VINCI workshop は、現在ポーランドに拠点を移して生産活動を継続中。

すべてが1点もの。職人のハンドメイド作品

Photo: 飯田あゆみ
Photo: 飯田あゆみ

今回、手元に届いたのはブラウンレザーの製品でしたが、「EQUILIBRIUM」には、ブラックレザーのカバーもあり、お好みに合わせたカスタマイズに対応。職人が手作りしている製品だからこそ、きめ細かい選択肢が用意できるのです。

Image: Workshop_Ua
Image: Workshop_Ua

カバーとなる皮革、真鍮ボルト、下敷きの役割を担う背面の木製ボードまで、上の写真のようなバリエーションがあり、好みの組み合わせを選べます。さらに、オプションの専用ペンまで欲しい方は、全9種類もあってますます選ぶ楽しみが味わえそうですね。

野趣あふれるレザー加工

Photo: 飯田あゆみ
Photo: 飯田あゆみ

「EQUILIBRIUM」の床面(とこめん:革の裏面のこと)は、加工せず皮革の毛羽立ちを残したままの仕上がりになっています。

床面加工していない革は、とても柔らかな感触。革本来の手触りを楽しめます。普段使用している革製品は硬くて重厚なイメージだったので、革の新しい一面を発見した気分です。

Photo: 飯田あゆみ
Photo: 飯田あゆみ

ただ、床面を加工していない革は、ぼろぼろと繊維がほつれてくることも多いので、気になる方は、ご自分で加工してみるのも楽しいかもしれません。「革の床面加工」で検索すると、家でもできそうな簡単な方法が出てきますよ。

分解してビルドアップできる特別なノート

Image: Workshop_Ua
Image: Workshop_Ua

「EQUILIBRIUM」のリフィルペーパーは、真鍮ボルトで固定されています。特別な器具が無くても指で簡単につけ外しが可能です。

リフィルペーパーは、Lines /Points/Drawing/White/Cell/Kraft/Musicalの7種があり。それぞれ40枚1セットで交換可能となっています。目的にあわせて紙の種類を選ぶことができるのです。

Photo: 飯田あゆみ
Photo: 飯田あゆみ

ボルトを外すと、紙を押さえている透明なアクリル板を取り出せます。長さ13cmのこのアクリル板は、10mmごとに目盛りがついているので、ざっくりと定規としても使えます。


手仕事とモダンなスタイルを組み合わせた製品を生み出し続けるDA VINCI workshopのノート「EQUILIBRIUM」は、手作りの温かみと野趣あふれる革の組み合わせがとてもユニークなプロダクトです。

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>>ウクライナの職人が手がける、ハンドメイドの本革ノートブック&ペン

Photo: 飯田あゆみ

Image: Workshop_Ua

Source: machi-ya