下ごしらえさえすればあとは放置でいいのが助かる。
おいしい肉料理ができるなど、料理好きなら使っている方も多いであろう低温調理器。今は群雄割拠で様々なメーカーから製品が販売されていますが、どれを買っていいのか分からないという方も多いのでは?
今回はそんな皆さんの選択肢のひとつになるかもしれない低温調理器「Emperor Tamarin」のご紹介です。
1200Wのハイパワーと自立する使い勝手の良さを備えつつお手頃価格を実現しているそう。
今回サンプルを使う機会をいただいたので、実際に使ってみた感想をお届けします。
シンプルで難しい点はなし

「Emperor Tamarin」は調理家電らしく白基調のシンプルデザイン。
冒頭でも触れましたが最大出力1200Wと家庭用製品としてはハイパワーが自慢のようです。

特長はしっかりと自立できる点。
クリップ式タイプではかなり深めのお鍋や寸胴でないと使えない製品も多いのですが、自立式になることで使える鍋や容器の幅が広がるそうです。
製品自体はそれなりに高さもありましたが、重心は低めで転倒防止用ラバー素材もついていたので安定感は悪くなかったです。

自立での利用だけでなくクリップ固定にも対応。鍋や容器によって使い分けられるのは便利ですね。

操作系もシンプル。
電源ボタンに加え、加熱時間と温度を調整するプラス/マイナスボタン、そして温度と時間切り替えの設定ボタン(歯車マーク)のみなので簡単に利用できましたよ。
放置するだけクッキング開始

今回はローストビーフにチャレンジ。
本体は空焚き防止装置搭載のため、底面から約10cmは水に浸かる必要があるようです。
一人暮らしの筆者の保有鍋だと水面がギリギリすぎたので代用品を探したところ炊飯器の釜がちょうどいいサイズでした。
意外とライフハックじゃないですか?(笑)

レシピ指定の温度と時間をセットしたらスイッチを入れ、カウントダウン終了まで放置プレイ。
低温調理なので時間はかかってしまうものの、放っておける手軽さは忙しい家事をこなしたり他の料理を作るには便利ですよね。

水量にもよりますが、冷水から規定の温度になるまで5分かからないぐらいでした。
筆者は他の低温調理器も使ったことがありますが出力の低い製品だと加熱にそもそも時間が必要でした。今回使ってみて1200Wハイパワーは伊達じゃないと感じましたよ。

調理完了後がこちら。
長時間加熱していましたが堅くならず柔らかさをキープしてくれています。
フライパンなどではいくら弱火といえど表面は硬くなってしまうので、この質感を実現できるのはやはり低温調理ならではですね。

火の通り具合が心配でしたがご覧のように美しい仕上がりに。
程よく火の入った表面と赤身部分のコントラストがビューティフルですね!

最後に薄くカットし、盛り付ければ完成。
ローストビーフ自体は低温調理器が無くても作れますが、面倒な温度管理も不要で毎回同じクオリティを提供できるのが助かるポイントですね。
その他サラダチキンやプリンなども作れるそうなので、低温調理器の楽しさに目覚めた筆者も1台検討中です。
防水対策もしっかり

水を使う調理器具ですが「Emperor Tamarin」はIPX7規格の防水仕様なの浸かってしまっても短時間であれば心配は無用とのこと。
自立式の不安点も解消されているのがありがたいですね。
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執筆時点では販売予定価格から44%OFFの6,980円(税・送料込)からオーダー可能でした。
プロ級料理を手軽に楽しめるかもしれないので、気になった方は下のリンクから詳細をチェックしてみてください!
Photo: Haruki Matsumoto
Image: wassion345
Source: machi-ya