デスクワークやスポーツにどうぞ。

密閉されることで音楽への没入感や遮音性が高いカナル型イヤホン。主流の形状ですが、圧迫感が強く、周りの音が聞こえづらいのがデメリットですよね。もちろん、外音取り込み機能が優秀な機種も存在しますが、耳の中が痛くなることだけは解決できません。

そんなカナル型が苦手な方にもオススメできるのが、オープンイヤータイプ。今回はそのジャンルから、16mmの大口径ドライバーを搭載したXenonikイヤホン」を使ってみたレポートをお届けします。

オープンイヤー型について初めて知った方や、検討中の方はぜひ参考にしてみてください!

耳にひっかけるスピーカー

Photo: Haruki Matsumoto
Photo: Haruki Matsumoto

まずは本体外観から。耳に引っ掛けるタイプのため、カナル型の完全ワイヤレスイヤホンにアームが付いた形状になっています。

Photo: Haruki Matsumoto
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参考までに、筆者のAirPods Proと比べてみたところがこちら。

AirPods Proは片耳約5gのため、片耳10gある「Xenonikイヤホン」が重く、大きく見えてしまいますね。

Photo: Haruki Matsumoto
Photo: Haruki Matsumoto

ただし、個人差はあると思いますが「Xenonikイヤホン」は耳に引っ掛けるため、10gという重量はほぼ気にならないと思います。

最初は少し違和感があるかもしれませんが、開放的でカナル型のような圧迫感が一切ないのがいいですよ。

Photo: Haruki Matsumoto
Photo: Haruki Matsumoto

ゴツいツルでなければメガネとの兼用もOK。

Photo: Haruki Matsumoto
Photo: Haruki Matsumoto

初回のペアリング以降はケースを開けるだけでサッと接続。このあたりの使用感は一般的なワイヤレスイヤホンと変わらないので、特に混乱することはないでしょう。

大型ドライバーの恩恵は十分(音漏れには注意)

Photo: Haruki Matsumoto
Photo: Haruki Matsumoto

さっそく、筆者お気に入りの曲を聴いてみました。

16mmの大型ドライバーから放たれる音質は、クセの少ないフラットな印象で、中音域のボーカルが際立ちます。一方、密閉して聞くカナル型に比べると低音域は少し控えめですが、個人的には満足いくレベルでした。

Photo: Haruki Matsumoto
Photo: Haruki Matsumoto

一方、オープンイヤー型最大のデメリットが音漏れ。物理的にスピーカーが露出しているので、多少の指向性はあるものの相応に音は周囲にも広がります。例えばiPhoneだと、消音から2クリックのボリュームでオフィス隣席の同僚にシャカシャカが伝わりました。

電車や図書館などの公共の場には不向きですね。大音量で楽しみたい場合は、一人の空間に限るなど周囲への配慮をお忘れなく

ただ、そもそも音楽に没入するための機器ではないと思いますし、TPOによって使い分けるのがベストだと思いますよ。

コミュニケーションが必要なシーンには便利

Photo: Haruki Matsumoto
Photo: Haruki Matsumoto

上述のとおり、シーンは選びますが便利な部分もあります。

個人的に最も使いやすかったのが在宅ワーク時。音楽を聴きながらもスマホの着信やインターホン家族の呼びかけなどにすぐ気づけました

やっぱり生の音なので、外音取り込みよりもクリアかつ自然に聞こえるのがいいですね。没入感の高いカナル型(とくにノイズキャンセリングイヤホン)だと呼びかけをスルーしがちだったので、助かるポイントです。

Image: iCars
Image: iCars

爆音の音楽ではなく、ビデオ会議等の会話であればオフィスやカフェでも使いやすいと思います。

静かなシーンではなく、オフィスなどの断続的にコミュニケーションが必要な場所や、安全のために環境音を聞く必要のあるランニングなどには便利ですよ。


16mm大型ドライバーを搭載するオープンイヤー型イヤホン「Xenonikイヤホン」は現在、クラウドファンディングサイトmachi-yaにておトクなキャンペーンを実施中。

執筆時点では、一般販売予定価格から36%OFFの7,910円(税・送料込)からオーダー可能でした。

ビデオ会議やスポーツ用のサブ機が欲しい方にはオススメできるので、気になった方は下のリンクから詳細をチェックしてみてください。

Image: iCars
Photo: Haruki Matsumoto
Source: machi-ya