自分で作ると愛着もさらに湧きますね!
お財布といえば、基本的には既製品を購入しますよね。ブランド物にしても、工房系製品にしても、お財布の形になったものが手元に届きます。
そんな常識を覆すのが、今回ご紹介する「Smoll Envelope Wallet」。完成品での販売もありますが、自分でも作ることができるシンプルミニマルなお財布なんですよ。
革以外のパーツがほぼ無く、折り紙のように作れるそうなので、製品の魅力や筆者が体験してみたレポートをお届けします。
自分で作る上質1枚革のお財布

こちらが、自分で作れる「Smoll Envelope Wallet」のDIYエディション。紙筒に梱包されて届きます。
中味はロール状の1枚革と数点のパーツのみ。かなりシンプルな内容です。

革はすでにカット済みなので、特別な工具や刃物は不要。
革は人や環境にも優しい植物タンニンなめし革。なめらかな手触りが心地いいですね。耐久性は使い続けないと分かりませんが、薄手な割に丈夫そうな印象は受けました。

冒頭でも触れたとおり、折り紙のように作れるのが本製品の特長。折る部分は一本線が印字されているので、分かりやすかったですよ。

こちらは見本となる、メーカー組み立て済みの完成品バージョン。サイズは2種あり、左がコンパクトタイプで右がロングタイプです。
シンプル形状に折り重なりが加わることで、上品さとスタイリッシュさが相まったデザインかと思います。
30分もあれば完成

それでは組み立てていきましょう! まずは印字された線に沿って、折り目をつけていきます。

折る部分はそれなりに多いので、定規など活用すると便利でした。力も掛けやすく、長い辺の処理もしやすかったですね。

次は本製品唯一の金属パーツである留め具を設置し、蛇腹のように折りたたみます。

その後、お財布を包むようにサイドの革を正面にたたみ、先程の金属パーツでまとめます。
付属の工具で留めネジをはめれば、

「Smoll Envelope Wallet」ロングバージョンが完成しました!
説明書やメーカーサイトを確認しながらの作業でしたが、完成品と遜色ない仕上がりで充実感がありますね!
革を折る作業は少し気を使いましたが、その作業も含めて貴重なクラフト体験になったと思います。

コンパクトタイプもサイズが異なるだけで、ほぼ同様の手順で製作可能。
組み立て工程をもっと細かく知りたいという方は、メーカーから出された以下の動画を参照してみてください。
▶︎「Envelope Compact Wallet」制作解説
自作だから愛着もひとしお。

革小物はエイジングも魅力のひとつですが、自分の手で完成させる喜びも味わえるのがDIYエディションの最大の魅力ですね。

革を最大限味わえる1枚革設計のため、収納や機能に富んだお財布ではありません。
ただ、カードはどちらのサイズも6枚収納でき硬貨も紙幣も十分に入るので、容量が足りないことはなさそうです。なにより、薄くてコンパクトな点や折り紙式で作るユニークさが良いですね!
お金に纏う上品な衣装にも思えたので、デートや冠婚葬祭などのフォーマルシーンに使うのもアリかも!?
自分で作る楽しみも味わえる1枚革のユニークなお財布「Smoll Envelope Wallet」は、現在クラウドファンディングサイトmachi-yaにておトクな先行販売を実施中。
執筆時点では、一般販売予定価格から25% OFFの15,930円(税・送料込)からオーダー可能でした。
気になった方は下のリンクから詳細をチェックしてみてください!
Photo: Haruki Matsumoto
Source: machi-ya, Youtube(1), (2)