子どもの見守りや駐車場の監視など、いざという時のためにも身の周りの安全は常に確認できるようにしておきたいところ。とはいえ、家庭用警備サービスまでとなると費用面の問題も……。
そこで今回は、設置も手軽かつ維持費も安いネットワーク防犯カメラの検証をしてみたいと思います。
利用するのはクラウドファンディングサイトmachi-yaでキャンペーン中の「MINI CAM S3」。フルHD画質が主流な中、ひとつ大きいWQHDでよりキレイに記録できるのが特長とのことでした。
さっそく使ってみた感想をお届けします!
1人でも設置可能

まずは外観から。
本体は片手で持ち上げられるくらいの大きさ。より小型なカメラも存在しますが、防犯カメラはその存在感だけでも効果が期待できるので、これぐらいがちょうど良い気がしました。
本体には9800mAhのバッテリーを搭載し、1度の充電で約3か月間稼動してくれるとのこと。

設置方法は2種類あり、こちらは磁石式マウントによるもの。磁力は強力で多少の風ではびくともしない感じでした。撮影方向の調整がしやすいのもいいですね。
今回は割愛しますが、本体の落下が心配な場合はネジ式マウントも利用可能ですよ。

マウントの取り付け2種あり、ネジか両面テープから選択可能。
ネジ式の設置にはインパクトドライバーなどが必要になりますが、作業としては簡単な部類かと思います。
尚、本製品はWi-Fiを利用するネットワークカメラのため、無線LANが安定して届く範囲に設置する必要がある点にはご注意を。

本体はIP65レベルの防塵防水仕様。全方向からの水流にも耐えられるということなので、屋根の無い屋外でも気兼ねなく使えると思います。
WQHDで鮮明に記録

こちらは筆者の部屋で試し撮りしてみたところ。
冒頭でもお伝えしましたが、「MINI CAM S3」の記録解像度はWQHD(2560×1440ピクセル)と、この手の製品で多いフルHD(1920×1080ピクセル)より高精細であるのが特長。
パッと見た感じ、細部まで鮮明に映っていますね。

単体だとあまり違いがわからなかったので、フルHDのWebカメラと比較してみました。
それぞれ同じ位置から撮影してトリミングした画像になりますが、フルHDでは潰れている描写も「MINI CAM S3」ではハッキリしています。

また赤外線ライトによる暗視撮影にも対応。
暗くなると自動で暗視モードに切り替わるので、夜間でもしっかりと捉えることができそうです。

「MINI CAM S3」は常時映像を記録しているわけではなく、一定範囲内に人やモノの動きがあった場合に任意の秒数記録するシステム(10〜20秒までに設定可能)。
動体検知すると連携済みのデバイスに通知が飛び、映像を確認することができる仕組みでした。
玄関前や駐車場に向けておけば、トラブルの検知も速やかにできそうです。
スマホからも操作可能

専用アプリではライブ映像の確認も可能。
自宅の状況を自分で常に確認する必要はなさそうですが、通知が入った際にすぐに様子をチェックできるのは安心かも。

カメラとアプリは双方向で通話可能なため、来客や宅配便が来た際も遠隔で応対できますよ。
ペットを飼っている場合、室内に設置しておけば相手をすることもできそうですね!

ほかにもアプリ操作によるライト点灯や警報機能も備わっていました。
不審者がいた際には直接対峙せずともアラートを出せますが、この機能を使うことがないように願いたいものですね……。
有料機能でさらに便利に

尚、ここまで紹介した機能はすべて無課金でも使える機能ですが、有料オプションを使うことで、AIを使った動体認知やクラウド保存も利用可能に。
課金プランは複数あり、クラウド保存の期間や容量が異なるので、皆さんの利用方法に合わせて選択してみてください。
配線不要で設置も簡単な高画質防犯カメラ「MINI CAM S3」は現在、クラウドファンディングサイトmachi-yaにておトクなキャンペーンを実施中。
執筆時点では一般販売予定価格から20% OFFの15,980円(税・送料込)からオーダー可能でした。
自宅の防犯強化から子どもやペットの見守りなど、使ってみたいと思った方は下のリンクから詳細をチェックしてみてください!
Photo: Haruki Matsumoto
Image: BRIGHT_DIY
Source: machi-ya