模型やハンドクラフト、ネイルアートなどに役立つミニルーター。木材や金属の研磨・切削・穴あけなどが手軽になり、クラフトが捗りますよね。
用途によって必要な性能は異なりますが、今回は35個のビットで幅広い作業に対応し、見た目もスマートな「HOTO 35-IN-1」という製品を使ってみたレポートをお届けします。
収納時もスッキリなデザインミニルーター

改めて「HOTO 35-IN-1」は、コードレスで使える見た目もスタイリッシュなミニルーター。
ケースに整然と収まっており、デキるツール感を醸し出しています。

本体サイズは少々大きめで重量は240g。ちょうどiPhone 14 Pro Maxと同じ重さなので軽くはないものの、重心バランスは工夫されているのでペングリップで安定して持てました。
黒とシルバーのツートーンカラーはスタイリッシュで、プロユースな雰囲気が筆者好みでした。

性能の肝となる出力(回転速度)は5000〜25000rpmの5段階から選択可能。
回転数は高ければいいというものではありません。素材によっては摩擦熱で溶ける場合もあるため、適切な回転数を選べることがミニルーター選びでは重要ですよ。

ケースサイズは小脇に抱えられるくらいのサイズ感。持ち運びや保管もしやすいかと思います。

充電は付属のクレードルに置くだけ。
立てておく姿もけっこうサマになっているので、作業スペースが固定化している方はそのまま飾っておくのもいいかもしれませんね。
種類別35ビット

合計35個のビットは小分けケースに収納されています。

研磨、カッティング、穴あけなど用途に合わせて選びましょう。

取り付けはロックボタンを押しながらネック部分を締めるだけ。特に難しい点はありません。
パワーも十分でクラフトが楽しくなる

今回はハンドクラフトなどに使われる、厚さ約1cmの木材で遊んでみました。

穴あけ用のドリルビットはサクッと貫通。大きなドリルより狙いが定めやすかったです。他には、ペンのように繊細に扱えるので、下絵を彫刻するといった使い方などもできますよ。

こちらはサンドペーパーを筒状した研磨用ビット(サンドリング)。回転数が高いと削れ過ぎてしまいますが、棒/板やすりなどで行うよりも圧倒的に手軽!

切断用のビットは木の板くらいであれば難なく切り込みできました。今回は試してませんが、石材や薄い金属もカット可能だそうですよ。
粉塵が飛ぶので、付属ダストカバーや安全グラスで目の保護をお忘れなく。

研磨用のウールバフは、アクセサリーなどの研磨に便利。ただし、このバフだけでは艶が出るほどではなかったので、ピカピカにしたい場合は研磨剤や別の社外品ビットを活用してください。
ここでも回転数にはご注意を。やり過ぎると大事なアイテムがダメージを受けてしまいますよ。
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執筆時点では一般販売予定価格から15%OFFの13,280円(税・送料込み)からオーダー可能でした。
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Photo: Haruki Matsumoto
Source: machi-ya