模型の世界も奥が深いですね。

有名なガンプラをはじめ、乗り物や建築物などの造形を楽しめるプラモデルや模型工作。趣味として楽しんでいる方も多いのでは?

一般的には、自動車のような完成した製品を作り上げることを目的としますが、中にはパーツを楽しむちょっとマニアックなシリーズも存在するんですよ。

クラウドファンディングサイトmachi-yaに登場した「ディーゼルエンジン組立キット」もそのひとつ。完成するとモーターで動くディーゼルエンジンを手元で楽しめる模型です。

ここまでの紹介だけで気になった方は少ないかもしれませんので、実際に筆者が体験してみたレポートをぜひご覧ください。

精巧なパーツたち

Photo: Haruki Matsumoto
Photo: Haruki Matsumoto

中身を取り出してみたところが。総数は約300個のパーツがキレイに収められており、アート作品のような雰囲気も。

Photo: Haruki Matsumoto
Photo: Haruki Matsumoto

自動車に詳しい人が見れば、「お!あのパーツだな!」となるでしょう。

左:クランクシャフト / 右:カムシャフト
左:クランクシャフト / 右:カムシャフト
Photo: Haruki Matsumoto

実際の自動車用パーツに比べると精度は落ちるかもしれませんが、工作精度はかなり高い感じがします。

Photo: Haruki Matsumoto
Photo: Haruki Matsumoto

ピンセットなどを駆使して組み立てていきます。

プラモデルのようにはめ合わせるだけでなく、小さいながらもボルト固定が必要など、いかにも機械を組み立てている感じがいいですね!

説明書に従い、不慣れな筆者は休憩しつつ3時間強で組み立てられましたよ。

組み立ての雰囲気はこちらの動画を参考にしてみてください。

完成品では覗けないクランクの動きなど、整備士の方でもないと見れないエンジンの様子が楽しめますよ!

エンジンの動きを楽しもう

Photo: Haruki Matsumoto
Photo: Haruki Matsumoto

完成状態がこちら。サイズ感は実物の1/10スケールぐらいとのことでした。

金色のパイプやホースを模した部分は樹脂系素材ですが、それ以外はステンレスやアルミのため、エンジンらしい重厚さや質感を感じられる仕上がりかと思います。

Photo: Haruki Matsumoto
Photo: Haruki Matsumoto

実際に燃料に点火することはできませんが、モーターによる動きの再現もなかなかでしたよ。

Photo: Haruki Matsumoto
Photo: Haruki Matsumoto

実際のエンジンでは覗けない部分も鑑賞用の小窓で閲覧可能。ピストンやクランク、カムシャフトなどエンジンの主要パーツ群がスムーズに動作しているのを目で楽しめます

完成品もありますよ

Photo: Haruki Matsumoto
Photo: Haruki Matsumoto

車やエンジンは好きだけど、作るのは面倒……。そんな方にも安心の完成品が届くコースも用意されていましたのでご参考までに。

筆者的には簡単な模型キットではなかったですが、エンジンの仕組みを学びつつ作れたのはいい経験になりました。

完成品をすぐに眺められるのも悪くないですが、時間が許す方にはぜひ、イチから作って欲しいなと思います。


精巧でリアルな動きを再現した「ディーゼルエンジン組立キット」は現在、クラウドファンディングサイトmachi-yaにておトクなキャンペーンを実施中。

執筆時点では一般販売予定価格から5%OFFの58,520円(税・送料込み)からオーダー可能でした。

趣味のアイテムとしては値が張る製品ですが、ユニークなアート作品としていかがでしょうか? おトクな先行販売は2023年6月7日(水)までとなっていたので、気になった方は早めにチェックしてみてください!

Photo: Haruki Matsumoto
Source: machi-ya, YouTube