お金を包み込む感じがいいですね。
小さなモノから大容量タイプまで、種類も形もさまざまなお財布たち。それぞれ、機能やデザインに個性がありますが、今回ご紹介する「Smoll Envelop Wallet」も非常に個性的でスタイリッシュな一品なんですよ。
注目は、1枚の革を折り紙のようにして生まれているという点。縫製やファスナーなどの部品もなく、革だけを存分に楽しめるスリムウォレットに仕上がっています。
実際に筆者が使ってチェックしてみたレポートをご覧ください。
折り紙みたいなお財布

今回使ったのは「Smoll Envelop Wallet」のショートバージョン。引き締まった革に金属の留め具がアクセントとなって、上品な印象ですね。
サイズ感は二つ折り財布ぐらいですが、薄手でスタイリッシュな印象でした。

素材はタンニンなめしのイタリアンレザー。
化学薬品でなめした革に比べて傷みにくい反面、価格や縫製難度は上がってしまいます。その課題を解決すべく生まれたのが折り紙的設計となり、結果として縫い目や接着剤を一切使わない製法が実現されています。

革の表面には撥水と防汚加工が施されているので、動画のように多少の水は弾いてくれますよ。
1枚革とは思えない構造

1枚革から生まれている「Smoll Envelop Wallet」ですが、収納ポケットは意外とあります。
感覚的にはふろしき包みのような印象もありますね。開けるときは手前の革を抜くようにすればOK。

上部にある小さい入り口部分はコイン収納。
出入り口が小さいため一見取り出しにくい感じがしますが、上蓋がストッパーになってくれるので、財布を逆さにして取り出すことができます。

小銭入れの奥にはオープンなポケットが2つがあり、カードやお札を収納可能。紙幣は10枚、カードは6枚ほど入ります。
ロングタイプもあるよ

長財布派の方向けに、ロングタイプも展開されています。

ショート版と異なり、蓋を開くと縦向きに入る6つのカードポケットが登場します。

ロングタイプは紙幣も折らずに入り、よりエレガントな印象がありますね。ご祝儀袋などを収納する袱紗(ふくさ)を連想するからかもしれません。
総じて、スリムさとスタイリッシュさに特長があるお財布なので、冠婚葬祭用に持っていくのもアリかもしれませんね。
なお、今回は完成品を試しましたが、一枚革の材料から自分で組み立てる「DIYエディション」も用意されています。別のライターさんが試していたので、ぜひそちらもチェックしてみてください!
1枚革から生まれた、折り紙仕立てのスリムレザーウォレット「Smoll Envelope Wallet」は現在、クラウドファンディングサイトmachi-yaにて好評先行販売中。
執筆時点では、一般販売予定価格から25% OFFの15,930円(税・送料込)からオーダー可能でした。
気になった方は下のリンクから詳細をチェックしてみてください。
Photo: はらだれいな
Image: microfactory
Source: machi-ya