最近新しくフラッシュドライブを買ったばかりの人、古いサムドライブを再び使ってみようかなと思っている人、米lifehackerの読者オススメのポータブルアプリを入れてみませんか?
今回紹介する5つのポータブルアプリは、1月に取った読者アンケートで選ばれたものです。
■ Portable Firefox日米ライフハッカーの読者は、Firefoxが大好きですよね。『Porable Firefox』なら、あなたの好きなようにカスタマイズしたFirefoxを、アドオンやブックマークも含めて全部丸ごと持って行けるわけです。
フラッシュドライブ用に少し改良されたため、ディスクのキャッシュを読んだり修正したりすることがデフォルトではできなくなりました。また、Firefoxがデフォルトのブラウザかどうかいちいち確認されないようになっています。
『Portable Firefox』をダウンロードしたら、Flashをオンにし、カスタマイズをして、Firefoxと同期しておきましょう。
■ KeePassどこにログインするのにも同じパスワードを使っていませんか? だとしたらそれはとてもセキュリティ的に危険なことで、時代遅れだとも言えます。
そこでお勧めするのが『KeePass』です。米lifehackerではこれを、去年の9月にベストパスワード管理ツールに選びました。
『KeePass』はポータブルで、サムドライブに入れるのに手直しする必要はありません。他に優れている点は、パスワードを作ってくれるということです。大文字と小文字、数字、記号を入れて7桁以上なんて制限があるところでも、『KeePass』ならこんなふうに「$s2k230!nE$g^8GD@gNygh(hFod0*2E )」パスワードを作ってくれるんですよ。
また、プラグインへのサポートも充実しているので、Firefoxからアプリケーションの情報を持ってくるときにも、パスワードを自動的に入力してくれます。
■ VLC Portable『VLC』はオープンソースで、クロスプラットフォームのメディアプレイヤーです。フラッシュドライブに入っているメディアを楽しむだけだとしても、十分に満足のいくアプリです。
メディアの再生といった基本的な機能の他には、『VLC』はコピーしたDVD、ストリーミングしたメディアの再生、
非同期化したビデオやオーディオを直すことができます。自分の持っているメディアをVLCで再生できるかどうかはここでチェックしてください。ほとんどのメディアが『VLC』に対応しているのがわかるでしょう。
■ TrueCrypt『TrueCrypt』は暗号化と復号化ができるサムドライブ向けのツールです。
これを用いると、暗号化されたファイルコンテナ作ることができ、独立したディスクとして動かせます。たとえば、4GBのフラッシュドライブに2GBのコンテナを作るのは簡単で、大事なデータを全部そこに入れておけばいいのです。そうすれば、もしそのサムドライブをなくしてしまっても、他人があなたの大事なデータにアクセスすることはできないのです。
プログラムとメディアはコンテナの中に保存し、パスワードを設定しておけば、コンテナからデータを取り出す時には復号化されていることになります。『TrueCrypt』について米lifehackerでは以前ガイド記事を書いているので、英語ですが参照してみてください。
■ Portable Thunderbirdメールは、『Firefox Portable』とウェブベースのメールサービスの両方で利用という人が大部分かもしれませんが、Thunderbirdファンの人はやっぱり『Portable Thunderbird』を使いたいところでしょう。
『
Thunderbird』には独立型のメールソフトについている機能、つまり、IMAPとPOP3サーバーのサポート、メッセージを読むことができるタブ、フォルダ管理、Firefoxと似た拡張性の高さなどが備わっています。『Portable Thunderbird』しない理由はないというほど優れたポータブルツールです。ダウンロードしたら使い始める前に、米lifehackerのThunderbirdアドオンに関する記事、Thunderbirdにウェブページをはめ込む方法、ポケットPCとThunderbirdを同期させる方法などを読んでみてくださいね。
今回紹介した中で、みなさんのお気に入りはどれですか?
アンケートにお答えください。
Jason Fitzpatrick(原文/訳:山内純子)
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