世の中、何でも無線にしておけばOKみたいなところありますよね?
もちろん、短すぎても長すぎても煩わしさを感じるケーブルなんて、無い方が快適だという意見もよく分かります。
実際、ほとんどの場合には無線でのデータ転送速度とケーブルを使ったときの速度には(レガシーな規格を使っていない限り)大きな差はありませんからね。
ただし、「無線接続の環境が良好であること」という条件を付けておかないと、実際に試したら有線のほうが速いことが多いのも事実です。
キーワードは安定性。データ欠損が起こりやすい無線は、そのたびに再転送しないといけないので、結果的に遅いということになるのです。電波状況が悪いスマホの例を出すまでもないでしょう。
『Xdapter』は、安定して動いてくれない無線接続機器にイライラしたことがある人なら、ひとつ持っておきたいと思えるアイテム。現在、KICKSTARTERで出資を募っています。
スマホを拡張させるアイテム

これは、イーサネット(有線LAN)ポート、USB-Aポート2個、HDMI出力端子、3.5mmオーディオジャックを、スマホに増設してくれるものです。
ちなみに、USB-C端子を持ったガジェットなら、タブレットやノートPCにも対応可能。
マウス、キーボード、外付けモニタ、ヘッドセットを接続すれば、安定した入出力が可能になりますし、別の場所にあるデスクトップPCにリモート接続できるなら、本格的なデスクワーク環境を手に入れることもできます。
アプリの導入が不要で、接続すればすぐに使えるという点も要注目ポイント。椅子に座って作業するときなど、有線接続のデメリットが気にならない環境で使えば効果的でしょう。
ミスできないプレゼンも、スマホひとつあれば問題なくこなせそうですよね。
期待値どおりの性能を発揮してくれるかどうかは、実際に手に入れてみないと分かりませんが、すでにゴール額に到達していますので、気になる人はチェックしておきましょう。
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Image: KICKSTARTER
Source: KICKSTARTER