日頃から海外のサイトで情報を得ている方も多いと思います。ただ、長い文章を読むのは疲れますし、とりわけ英語の文章では流し読みが難しく、余計に時間がかかってしまうんじゃないでしょうか。
文章の内容をスッキリ要約してくれたら時短になるはず。そこで今回は、長い英語の文章を要約してくれるWebサービス『TLDR This!』『ExplainToMe』と、日本語の文章で使える、ユーザーローカルの『自動要約ツール』についてご紹介していきます。
Chrome/Firefox拡張機能でワンクリックで要約できる『TLDR This!』

『TLDR This!』は、英語のWebページの内容を5行で要約してくれるサービスです。気になったWebページのURLを貼り付けての要約もできますし、“ページのこの部分だけ要約したい”といったときにはテキストの貼り付けが使えます。
Chrome/Firefox拡張機能もあり、これを入れておけばワンクリックでサイトの内容が要約できて、サクサクと読み進められるでしょう。
要約行数が選べる『ExplainToMe』

『ExplainToMe』は、WebページのURLを貼り付けることで要約を生成してくれます。写真やディスクリプション、タグなどのメタデータも表示してくれて読みやすいでしょう。
また、要約行数を選ぶこともできるのもうれしいポイントです。
How to系、ニュース系の記事で内容理解の助けに

試しにいくつかの記事を要約ツールにかけてみたところ、短時間での内容理解の助けになりました。How to系の記事ではやるべきアクションが要約に含まれていましたし、ニュース系の記事では主要な事実をピックアップしてくれていました。
ただ、特に対談系の記事など、なかにはうまく機能しないケースもありました。
また当然ですが、内容盛りだくさんになるほど、本来の文章で説明していたことが抜け落ちてしまいます。そんなときは、要約行数を増やして、あるいはテキスト貼り付けで文章を分割して要約すると良いかもしれません。
ポイントをハイライトで表示してくれるユーザーローカルの『自動要約ツール』

ユーザーローカルの『自動要約ツール』に関しては、日本語のテキストを貼り付けるか、テキストファイルをアップロードして使います。
文章のポイントを「マーカー」「ヒートマップ」「モノトーン」といったハイライトで表示してくれますし、3行、5行、10行での要約が確認できます。特にハイライト機能を活用すれば、内容の抜け落ちなくポイントをつかんだ読解が可能になるでしょう。
ご紹介してきた要約ツールはどれも、素早く文章の要旨をつかむのにとても便利です。ただ当然ですが、要約だけで内容を完全に理解とはいきませんので、さらに深く知りたいものに関しては、後でじっくり読むための入り口として活用できるかと思います。
いずれのサービスもWebページにアクセスするだけで無料で簡単に利用できますので、ぜひご自身でお試しあれ。
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Source: TLDR This!, ExplainToMe, ユーザーローカル