生活を快適化するには作業の手数を減らすことが欠かせません。そして、普段のオペレーションのうち、スマホにからんだものは意外なほど多くあります。
そこで、スマホの操作を1枚のシールで自動化できる『サンワサプライ NFCタグ』を活用しましょう。
商品パッケージには、「Android搭載スマートフォン」と書かれていますが、iOS13.1以降のiPhone(一部機種の除く)なら、ショートカットアプリを利用すれば、NFCタグにかざすだけで操作を自動化できるので、ここではその方法をご紹介します。
ショートカットアプリとNFCタグでオペレーションを簡略化

まず、「ショートカット」のアプリを開き、「オートメーション」→「個人用オートメーション」→新規オートメーションの中から「NFC」を選択します。
次に、「スキャン」をタップしてNFCタグを登録。あとは、タグに名称をつけて、アクション画面でかざしたときに実行するアクションを追加するだけです。

ショートカットアプリでは、アプリやユーティリティを介してさまざまなアクションを設定・自動化できます。たとえば以下のような便利な使い方ができます。
- パソコン近くにシールを貼り、Zoom会議中にさりげなくスマホを機内モードに切り替え。
- デスクにシールを複数枚貼り、気分に応じて即座にBGMを切り替え。
- お風呂やトイレの入口付近、スマホ置き場にシールを貼り、毎回お気に入りのPodcastを再生。
- 玄関にシールを貼り、電車の時刻表や今日の天気を参照。
- Googleアシスタントアプリで検索し、ビットコインの現在の価格を確認。
- 「ギャラリー」タブの「あとで読む」項目にある「Pocketの記事を読み上げ」を登録し、目が疲れたときに音声読み上げを利用。

ちなみに、アクションを追加する際は「実行前に尋ねる」をオフにしておけば、画面ロックを解除することなく音楽などが流せてシームレスです(初回はアクセス許可が求められます)。
IoTデバイスと連携して家電を操作

この時期、帰宅してすぐに直接モノに触れることを極力少なくしている、という方も多いと思います。そんなときに活用したいのが、IoTデバイスと連携して、スマホをNFCタグにかざすだけで家電製品などのスイッチ操作を行う方法です。
設定方法は前述とほぼ同じ。『Nature Remo』などのスマートリモコンや、物理スイッチをオン/オフする『SwitchBot』『TP-Link』などのスマートプラグを操作できるスマホアプリを、ショートカットアプリ経由でアクションに追加することで、以下のような操作が可能になります。
- 玄関にシールを貼り、帰宅時にエアコンやルームライトをオンに。
- ベッド脇のスマホ置き場にシールを貼り、寝る前に家中のライトをオフに。
- 上記の横にシールを貼り、朝起きたタイミングでコーヒーメーカーのスイッチをオンに。

上記のIoTデバイスには、GPSや時刻をトリガーにして全自動で家電を操作する機能を搭載していますが、スマホでかざすことで、気分や状況に合わせて臨機応変な操作が可能になります。
『サンワサプライ NFCタグ』はタップリ10枚入り。かざすだけで生活を快適にする仕掛けがたくさん導入できそうです。
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Source: サンワサプライ
Image: サンワサプライ
Screenshot: 山田洋路 via ショートカット