利用するタスク管理ツールの性格によって、仕事への向き合い方も変わってきますよね。タスクをリスト化して整理する役割にとどまらず、適度なプレッシャーと達成感でモチベーションを高めてくれるものが理想的でしょう。
今日やることが一瞬で洗い出せて、パワフルにこなしていけるタスク管理ツール『Slash』を試してみました。
このアプリは、やることが多い時に、特に威力を発揮してくれそうです。
ゴチャゴチャ考えずとにかく手を動かせる

まず、アプリを立ち上げ、「1日をはじめる準備はできたかい?」の質問に答えるかたちで、「Yes!Let's Do it.」ボタンを押してやる気に火をつけます。
今週やることが表示されますので、そのなかから今日やることをドラッグ&ドロップ。新規タスクの入力欄もドカンと大きめに表示されて、カーソルの点滅が入力を誘います。

これ以外の余分なメニューは目立ちにくい表示となっていますので、タスクの遂行にどっぷり集中できそう。テンポよくタスクが追加できたら、「Start Slashing」ボタンを押して、上から順にやっていきましょう。
アメとムチの塩梅が程よい

タスク遂行中は画面の下にタイマーが表示され、否が応でも今取り組んでいるタスクを意識させられます。カウントが進んでいくことで軽く急かされている気分に。その分、タスクが完了したときの喜びは大きく、表示されるアニメーションが達成感を増幅してくれます。

もちろん一時停止やスキップもできますが、できればこざかしいことはなしで愚直に目の前のタスクに向き合いたいですね。
合間の休憩には、画面にデカデカとカウントダウンが表示されて気持ちが切り替えられます。
シンプルなのにカスタマイズオプションも豊富

タスク追加から完了までがシンプルに完結する同アプリですが、実はカスタマイズオプションが豊富です。
たとえばアプリやフォーカスバーの見た目が変更できるほか、タスクを完了したときのアニメーションをスキップするなど工程も好みに応じて変更が加えられます。
機能面では、タイマーにポモドーロを適用したり、「Trello」や「todoist」などとタスクリストを同期することも可能です。

『Slash』を試すには、公式サイトの「Try it now」からメールアドレスを入力。
すると、Mac/Windowsアプリのダウンロードリンクが送られてきます。無料プランでは追加できるタスクの数が限定されていますが、「最初のタスクを完了する」など、ミッションを完了するごとにタスク数の上限がアップしていく仕組みなので、モチベーションにつながります。
「さあ、スラッシングだ」を心の中の口癖にして、多忙な時期を乗り切りましょう。
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Source: Slash
Screenshot: 山田洋路 via Slash