ネットをサーフしているときには、めぼしい記事をストックしたり、メモを加えたり…のために、なんらかのツールを使っているのではないでしょうか。
お気に入りのツールはあるけど何かが足りない…という方、Chrome拡張機能の『readermode』なら期待以上の閲覧体験が得られる可能性があります。
記事を読んだりストックしたりするのに便利な機能が詰まった、この鉄板ツールについて見ていきます。
ダークモードや読み上げで記事閲覧の快適性アップ

『readermode』は、拡張機能アイコンをクリックすることで作動し、閲覧中のウェブページにさまざまな読みやすい設定が適用できるようになります。
背景色やフォントの色がカスタム設定可能で、読んでいて心地よい組み合わせを探求してみましょう。
それでも目が疲れたときには読み上げ機能が利用できます。音声の種類や読み上げスピードのほかに、声の高さまで調節可能との親切っぷりです。
ハイライトとメモが追加できる

ピックアップしたい箇所をハイライトすることができて、好きな位置にメモの追加も。
ウェブページはそのまま保存できます…と、ここまでご紹介してきた機能は、Microsoft Edgeブラウザなどでもおおむね同じことができるんですが、『readermode』では、保存した記事を見直す際にハイライトとメモだけを抜粋して表示することも可能です。
抜粋には、「クリップボードにコピー」ボタンもついていていちいち気が利いています。
読んでいるところを見失わないためにルーラーが便利

ユニークな機能として、読んでいる位置を見失わないためのルーラーが表示できます。長文を読む際などはこれが意外に役立ち、一度使いだすと手放せない機能です。
意外に役立つ機能と言えば、選択した単語の検索結果やGoogle翻訳を小さな別ウインドウで表示してくれるもの。タブを切り替えなくても良いぶん、スムーズに記事を読み進めることができます。
ほかにも、ページを自動スクロールしてくれたりもしますが、こちらはスピードが調節できないのが玉に瑕かもしれません。
『readermode』は無料でも利用できますが、設定やページが保存できなかったりと、機能が制限されます。
ですので、他ツールから乗り換えるなら、月額5.99ドル(約650円)のサブスクプラン入会も検討したいです。
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Source: readermode
Image: Kite_rin / Shutterstock