資格試験の勉強や自身のスキルアップのため、本で知識をインプットする方は多いのではないでしょうか。

その場合、少しでも時間を有効に使うため、移動時間や仕事の間のようなスキマ時間を活用したいもの。

しかし、気づいたら降車駅だったり、次の仕事の時間だったりすると、しおりなどのブックマークを挟み込まずに本を閉じてしまい、次に読む時にどこまで読んだのかページを探さなければなりません

何か良い手はないのかと思っていた時に知ったのが自動的にブックマークをしてくれる、PageKeeper(ページキーパー)です。

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少し大きめの付箋くらいのサイズ感。結構小さい
Photo:金子

クリップ部分がおよそ横54×縦25mmで重さは14g、金属製で「くの字」に曲がったワイヤーがついています。個人的な感想ですが、この色の組み合わせは重厚感があってカッコいいですね。

オートマチックなしおり

使い方はまず、裏表紙にクリップ部分を差し込みます。このクリップが結構硬いので、表紙を痛めるのが気になる方は付箋や紙を挟み込んだり、薄いブックカバーをつけたりすれば安心です。

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あまり奥まで差し込むよりワイヤーのカーブがページの上端に来るぐらいがおすすめです
Photo:金子マモル

そして、金属ワイヤー部分を読むページに差し込めばセット完了。ワイヤーの先端は丸くなっているため、本を傷をつけてしまうことはないでしょう。

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Photo:金子マモル

あまり意識せずにページをめくればよいのですが、うまくいかない方は、やや下にスライドさせるように意識してください。ワイヤー部分が今読んでいるページに自動的にはいってくれます

これで、どこまで読んだのかわからなくなることはありません。手間がかからないので、読書のオンオフがスムーズになります。

スキマ時間の読書をサポート

移動中に読書をする場合、台がないので、本を支えながら、ページを抑えるでしょう。もし、片手で本を持つと小指でページを抑えるので、結構指が疲れます。

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Photo:金子マモル

しかし、ページキーパーブックマークはページを抑えてくれるため、本を片手で持つだけでよく、手が随分と楽になるでしょう。

降車駅についたら何も気にせず本をパタンと閉じてしまえるので気が楽です。

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Photo:金子マモル

読み終えれば、クリップを外して、次の本に移せばよいため、使いまわせるのも経済的です。

色々な本に試してみた

では、どんな本にも使えるのか?ということで試してみました。

文庫サイズ、新書サイズ、ビジネス書などに多い単行本サイズなどは問題なく使えます。

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文庫や新書は厚みもなく、快適に使えます
Photo:金子マモル

しかし、ハードカバーのような表紙が厚い本はクリップが、やや差し込みにくいので注意が必要です。

また、辞典のようなページ数が多くて厚い本は、ワイヤー部分が届かずさすがに対応が難しいようです。色々差し込んでみましたが350ページあたりから厳しくなります。

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厚い本は難しそうです
Photo:金子マモル

読書習慣をサポート

時間や場所に余裕のある読書では問題にならなかったことが、環境次第でストレスになってしまい、大切な読書が進まなくなるのは人生の損失です。

移動時間、仕事と仕事の合間のような余裕のない場合でも、PageKeeperを使えば自動的にブックマークができるため、スキマ時間を有効に活用した読書の質が上がるでしょう。

習慣を身につけるときは形から入ると楽しくてモチベーションが維持しやすくなります。読書習慣のため使ってみてはいかがでしょうか。

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