書類作成の主役はパソコンですが、作成した資料のチェックやメモ、参考にしながらのパソコン作業など、補助的に「紙」を使う方は多いでしょう。
しかし、カフェのように作業するスペースが狭い場合は書類の置き場所に困るし、パソコンと併用する場合は、パソコンと紙の行き来で視線が上下に移動するため姿勢が悪くなり、目が疲れ、首と背中が痛くなります。
そこで、狭いスペースで書類を有効活用したい方、作業負担を減らしたい方に使っていただきたいのが、リヒトラブの「スタンド付きクリップボード」です。

縦319×横226mmで、普通のA4用紙に適したサイズ。カラーはクリアー、茶、黒の3色で、クリップはコピー用紙が20枚まで挟めます。また、右上部分にはペン差しもあります。
このクリップとペン差しを考慮しても厚さは9mmと薄く、持ち歩きに便利です。

使うシーンを想定したシンプルで合理的なスタンド
普通のクリップボードと違うのはスタンドが組み込まれていて自立するところです。まず、左上の角に色が違う出っ張りがあるので、それを押すと棒状のスタンド部分がでてきます。

その先端部分を背面にある3つのくぼみのどれかに差し込めば設置完了。差し込む場所により、角度が70度、75度、80度の中から選ぶことができます。


縦置きだけではなく横置きにすることもできます。この場合、角度は70度しかありません。
最初は「このスタンドで立つのか?」と不安でしたが問題ありませんでした。これはスタンド部分が少し内側に入り込んでいるからだろうと思います。

また、このスタンド収納部分は表から見ると出っ張っていて、横置きの際の紙のストッパーになったり、縦置きの際の書類をそろえるガイドになったりして、本当に色々と無駄がないデザインです。

「書く」と「見る」の両方に配慮されたデザイン
通常、書き込む時はペンを使うため、寝かせて書くと楽ですが、見る時は立てて見た方が首に負担がかからず見やすいでしょう。
普通のクリップボードだと書くのは問題ありませんが、見る時は下を向きます。
ペーパースタンドだと見るのは問題ありませんが、書き込むためには机が必要です。
その両方の機能を兼ね備えていて、スタンド部分が目立たず、切り替えがスムーズにできるので、書くのも見るのもストレスが軽減されています。
タブレットやパソコンのように書類を見やすくしよう

使ってみると、流れが自然だと思いました。理由を考えると、いつも、タブレットでやっていることを紙でやっただけだからではないかと思います。
効率を高めるには継続しやすく、手間をかけない手法が大切です。
寝かせて書いて、立てて見るクリップボードでデスクワークにかかる作業負担を減らしてください。
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Source: LIHIT LAB.
Photo: 金子マモル