スマホの背面に設置するリング。これがなければ、手が滑ってスマホを落下させてしまう可能性があります。
特に最新ナンバーのiPhoneは背面がガラス張りですから、それを派手に割ってしまうことも。そのような事態は何が何でも避けなければなりません。
ですが、大抵のスマホリングには欠点があります。それを背面に装着した状態でワイヤレス充電を使用することはできない、という点です。スマホリングが干渉し、充電が実行されないという現象が発生してしまいます。
今回は、その問題を解消した「iRing Slide Single」という製品をご紹介します。
超強力粘着シートで保持

「iRing Slide Single」は可動式のスマホリングです。上下に走るレールをリング部分がスライドする仕組みで、またリングは360度回転する設計になっています。

自在に角度を変えられるリングのおかげで、使用者個々の癖に合わせることができます。右利き、左利きも問いません。
この記事内の写真では、筆者のiPhone8にアルミ製の保護ケースを被せた状態で「iRing Slide Single」を設置。3M製の両面粘着シートを使用していて、この接着力はこちらが青ざめてしまうほど強靭です。

試しに、たまたま筆者が持っていたシリコン製の保護ケース(上の写真の右側)にも「iRing Slide Single」を取り付けてみました。こちらはプロトタイプですが、使用されている粘着シートは同じもの。ちょっとやそっとの力ではビクともしません。
ここでひとつ。「iRing Slide Single」の粘着シートは繰り返し貼り付けできるものではなく、取り外しを頻繁に行うと粘着力がなくなってしまうとのこと。また、このAEフィルムはAF加工(指紋コーティング)素材やシリコン素材への貼り付け専用です。
リングをスライドさせてワイヤレス充電
さて、スマホをワイヤレス充電してみましょう。
この際、「iRing Slide Single」のリング部を上方にスライドさせた状態では、充電パッドに置いても反応しません。

ですから、このリング部を下方にスライドさせます。

この状態でスマホ背面を充電パッドに乗せると、チャージが始まります。
要するにリングの厚みが邪魔をしてワイヤレス充電ができない状態になってしまうのですが、「iRing Slide Single」は極めてシンプルな方法でそれを解消しています。

Makuakeで販売中
そんな「iRing Slide Single」ですが、スマホスタンドとして活用することも可能です。
本体重量は僅か15g。軽いというよりも、まったく装着感がないと表現するべきでしょうか。スマホの携帯性を損ねることはありません。
クラウドファンディング『Makuake』で販売されています。価格は3218円(税込)。
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Source: Makuake