ランナーやサイクリストなら、ほとんどの人がGarmin(ガーミン)の名前を聞いたことがあるでしょう。
そんなアスリート御用達のガジェットメーカーであるGarminは、実はスマート体重計もリリースしています。
今回、そのスマート体重計『Garmin Index S2』をお借りできたので、Garminが構築しているエコシステムを体験できるスマートウォッチ『Garmin Venu SQ』と合わせて、試用してみました。
スポーツのハイアマチュアはもちろん、しっかりダイエットに取り組みたい人も、ぜひチェックしてみてください。
継続的に体重やカラダの管理ができる

ダイエットの指標として体重を利用するのは、それが最も手軽な計測方法だからですが、減量を課されているアスリートは別として、多くの人にとって実際に欲しいのは「見た目の体型」のはず。
『Garmin Index S2』を使えば、BMI、体脂肪率、骨格筋量、骨量、体内水分量を計測し、自動的にWi-Fi経由でスマホにデータ転送。
専用アプリ(Garmin Connect)でグラフ化されたデータを確認できるので、長期的な視野に立って、より正確にダイエットの進捗状況を確認することができます。
体重には一喜一憂しない

具体例として、この1週間計測した筆者のデータを見てみましょう。
左上の青いグラフは体重を表していて、土日で急激に体重増加しているのがわかります。
週末の金曜日にトレーニングをしたので、栄養補給のために食事量を増やしたのが理由です。同時に左側中段、紫色の体脂肪も増加していますね。
それに従って、右側中段の赤いグラフが表している筋肉量が増加し、右下の水色グラフが表す水分量が減少傾向(トレーニング後の回復に水分が使われている)と読み取れます。
このあと、来週の平日に脂肪燃焼を助けるため20分以上の有酸素運動(ランニングやサイクリング)を継続しつつ、食事量を通常に戻せば、筋肉量が前週より微増した状態で、体型も維持できる(体脂肪が減る)という流れになります。
変化がわかりやすくなるように週末の食事量を極端に増やしたのですが、もう少しなだらかな変化だと理想的ですね。
筋肉量を増やして燃焼効率の高いカラダをつくる

筋肉と脂肪は、同じ体積なら筋肉のほうが重いもの。
つまり身長と体重がまったく同じなのに、一方がより痩せているという場合、その人は筋肉の比率が高い(体脂肪率が低い)と考えられます。
また、エネルギー消費の観点から見れば、筋肉はとても高効率な部位になります。
マッチョ体型の人が真冬なのに薄着でいられるのは、エネルギー燃焼しているカイロをたくさん持っているようなものだからですね。
これはつまり、筋肉量を増やしておけば、食べる量が一時的に増えても太りにくいカラダをつくれるという意味になります。
運動をする(カラダを動かす)ことで筋肉をつける重要性は、こんな理由があるからなんですね。
『Garmin Index S2』と併せて、スマートウォッチ『Garmin Venu SQ』を腕に装着して日々を過ごせば、ウォーキングやランニングなどの運動量をはじめ、消費カロリーや睡眠時間を計測。
Garminの製品群を活用したエコシステムは、このようなダイエットに効果的な運動を続ける上でも、とても役立ってくれます。
エクササイズのデータまで1つのアプリで完結できる

皆さんもご存知のとおり、Garmin以外の健康用品メーカー各社からも、『Garmin Index S2』と同様の機能を備えたさまざまな製品がリリースされています。
しかし、1つのアプリ(Garmin Connect)内で、『Garmin Venu SQ』が計測したランニングやサイクリングのデータまで管理できるものとなると、そう多くはないでしょう。アプリの存在は、アスリートに愛用者が多いGarminの真骨頂です。
すでにGarmin製品を愛用している人は言うまでもありませんが、すぐにスマートウォッチまで買い揃えるつもりがないという人でも、将来的な導入を視野に入れて『Garmin Index S2』を選ぶのは、よい選択ではないでしょうか。
また、スポーツジムでダイエット計画のすべてをトレーナーに任せるのもいいのですが、契約期間終了後にリバウンドしてしまわないためには、結局は継続的な運動が欠かせません。
きちんとダイエットに取り組むつもりなら、『Garmin Index S2』は決して無駄な投資にならないと思いますよ。
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Reference: Garmin