スマートフォンの普及した今だからこそ、メモ帳の役割は見直されつつあります。
いつの時代もデキる人のメモ帳やノートは、ページの端までぎっしり書き込まれながらも見やすく整頓されています。また、重要な文言を速記する際はやはりスマホのキー操作よりも手書きのほうが早く済みます。今も昔も、ビジネスシーンにおいてメモ帳は欠かせません。
そこで今回は、クラウドファンディングMakuakeに出展されている『バタフライボード』という製品をご紹介します。
ページが分離するメモ帳

バタフライボードは既にいくつかのバージョンを出していますが、この記事では最新作の『notes』を取り上げます。
notesは携帯に特化したバージョンで、白いボードにフリクションボールペンで書くことを想定しています。これは当然、消すことができます。ウェットティッシュを使えば、綺麗に文字が消えていきます。ですが一方で、乾いた指で文字をこすっても消えないようにもなっています。

また、バタフライボードシリーズの特徴として「ページが分離する」という仕様があります。これは磁石で接着する仕組みで、本体からページを切り離して冷蔵庫に貼り付ける、ということも可能。メモ帳としての用途のみに留まりません。
クラウドファンディングで大人気

筆者もしばらくnotesの試供品を使ってみましたが、これはお世辞や誇張抜きで「使いやすい!」と感じています。やはり、何回でも文字を消して再利用できる点が利便性に大きく関わっています。
実際にnotesを手に取ってみると、まるで厚紙のような触り心地。これは合成樹脂と天然鉱石を使ったシンセティックペーパーという新素材を用いています。

紙とホワイトボード、それぞれの長所を兼ね備えた素材と言えるでしょう。
この製品は現在、Makuakeで出資を受け付けています。価格は9月30日執筆時点では6200円の枠がまだ残っています。
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Source: Makuake
Photo: 澤田真一