教養やスキルアップのために読書習慣を身につけようと、本を買うけど、読まないまま本がたまっていく、積読(つんどく)を経験したことがある方は多いのではないでしょうか。
読む時間がない、文字を読むと眠くなるなど、様々な要因が考えられますが、もしかしたら手で本を持ち続けるのが負担になっているのかもしれません。
では、手で持たずに読書ができるとしたらどうでしょうか?
読書しながら、メモもしたい、パソコンやスマホで情報も集めたい方に試してもらいたいのが、アメリカ現代彫刻界のメタルアーティスト、エリック・ペルツァー氏が開発した書見台「BookGem」です。

紙でも電子でも「本」を立てて読める
書見台はサイズが大きいものが多いため、置き場所に困ります。
BookGemは縦75×横145mmスマホと同じくらいのサイズで、重さは100gと軽く、折りたためるため持ち歩きに優れています。
対応する本は、文庫本、新書、ビジネス書に多い単行本サイズ。全てではありませんが、大型本も立てることができます。
また、BookGemはタブレットスタンドにもなり、紙でも電子でも「本」を立てて読むことができます。

軽くコンパクトなので、本やタブレットと一緒に持ち歩いても良いでしょう。
コンパクトでハンズフリーな読書
まず、眼鏡を使うときのように、後ろのスタンドを引き出し、ロゴステッカーが貼られたフラップを手前に倒して本を置けるようにします。

そして、本を抑えるクリップを手前に出しながら本をセットします。

しっかりと本を抑えておくためでしょうが、バネの力が強めなので気をつけてください。手の力が弱い方はちょっと大変かもしれません。

そしてページをめくっていきますが、毎回、こんなバネをつかんでいては読書どころではありません。
ページを抑えるクリップの手前にページストックホルダーがあり、そこに20から30ページ分差し込めるようになっています。


読み進めるページをストックし、読み終わったら上にスライドさせるようにめくって、逆サイドのページストックホルダーに差し込みます。
本の読みはじめや読み終わりの頃は本の左右のバランスが悪く、ページの上がめくれてしまうことがあるので、気になる方はゼムクリップなどを使って挟んでおくとページがめくれず読みやすくなります。

読み終わったページがたまったら、クリップを上げて抑えれば完了。あとはこれを繰り返すだけです。
気軽で負担が少ない読書のために
下を向く読書は、知らない間に目が近くなり、首と手が疲れます。
BookGemはハンズフリーで立てて読めるため、目と本の距離を一定に保つことができ、首や手、目にかかる負担が減り、読書が楽になります。
また、スタンディングデスクと組み合わせれば背中も首も一直線に伸び、姿勢改善に大きな役割を果たします。
コンパクトでハンズフリーな読書をぜひ体験してみてください。
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Photo: 金子マモル