私は映画が大好きです。映画館にもしょっちゅういきますし、NetflixやAmazon Prime、Apple TV+といったストリーミングも楽しんでいます。

でも、ストリーミングって、小さい画面で見るのが一般的で、コンテンツ本来の魅力や威力を半減してしまうんですよね。

私としては、いつでもどこでも定額で楽しめるサブスクストリーミングサービスは歓迎な一方で、コンテンツをジャンクフード化しているとも思っています。

でもプロジェクターを使えば、ストリーミングコンテンツが極上体験に早変わり。映画館に負けず劣らずで、利点ばかりなんですよ。

Ankerのプロジェクトスピーカー「Capsule」

私はAndroid搭載のAnkerのプロジェクトスピーカー「Capsule」を使っています。

Android搭載で、Netflixがデフォルトでインストールされているため、Wifiに接続してNetflixのアカウントにサインインするだけで映画が楽しめるようになります。

付属のリモコンが付いていますが、iPhoneにアプリを入れればiPhoneがリモコンになるので、検索時のタイピングも簡単です。

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缶ビールと同じくらいの大きさ
Photo: 中川真知子

サイズは350mlの缶と同じくらい。私はゴリラポッド三脚をつけて使っています。

寝ながら見れる、ペットと見れる

充電式で約4時間の連続使用が可能なので、床に置いて天井に映すことも可能です。布団に入って仰向けになりながら映画が楽しめるのは最高です。

また、映画館と違ってペットと一緒にみるのもオッケー。映画館の臨場感には叶いませんが、ノートパソコンやスマホ、タブレットといった小さな画面で見るより、はるかに映画そもののポテンシャルを引き出すことが可能です。

最大の利点は子どもに映画教育ができる

私は自分の子どもを映画好きに育てたいので、息子が2歳になった頃からアニメ、実写にかかわらずあらゆる映画を映画館で見せてきました。

かつて住んでいたマレーシアの家は映画館の入ったショッピングモールの上にあったこともあり、毎日のように何かしらの映画を見せていたと思います。

しかし、日本に来てからはかつてのように子どもを映画館に連れて行けなくなりました。

理由は様々ですが、まず子ども向け映画が少ないのです。未就学児向けは日本のヒーローものやアニメの映画版ばかり。ファミリー向けハリウッド映画は吹き替え版ばかり。

小学生が劇場で見られるハリウッド映画は少ない印象です。例え子ども向けでも字幕版は客層が大人なので、子ども連れは吹き替え版を選ばずにいられなかったり…。

実際、字幕版の映画に子どもを連れていくと、「あなたの子どもは英語が理解できるの?」といった質問を受けることがあります。

英語がわからなくて映画に集中できず、途中で騒ぎ出すことを懸念されているのかもしれません。

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ザック・シュナイダー監督アニメ『ガフールの伝説』を上映してみた
Photo: 中川真知子

私は、映画好きに育てたいなら、常に映画を楽しめる環境にしてあげることが重要だと思っています。

プロジェクターなら、寝転がりながらポップコーンやピザを食べつつ映画を楽しむことだって可能です。言語もPG-13も、親の匙加減とうのも嬉しいですね。

プロジェクターは決して安くありませんが、ストリーミングコンテンツをワンランクアップのシネマ体験にしてくれること間違いなし。

遮光性の高いカーテンを使えば、昼間からだって流すことができますし、AnkerのCapsuleはスピーカーとしても使えるので、映画を見ないからと言って使用頻度が著しく下がることもないのでは。少なくとも私は毎日使っていますよ。

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Source: Anker

Photo: 中川真知子