治安が良いと言われる日本ですが、子どもが1人で出歩くことに不安を感じる親は多いことでしょう。
筆者もその1人で、子どもに持たせるみまもりサービスを探していました。
しかし、居場所がわかるだけでは子どもが安全なのかわかりませんし、かと言って、お下がりのスマホを渡すのでは多機能すぎて子どもには早い気がする。
何が良い商品がないかと探していたところで、最大8秒間の音声を送り合うことができるみまもりサービス『amue link(アミューリンク)』と出会いました。
いうならばGPS付きトランシーバー
ソニーの『amue link』は、音声が送れるGPS内蔵みまもりサービスです。
デバイスのホームボタンを長押しすると「ピッ」と音がするので、それが録音開始の合図。
長押ししながらしゃべって、ホームボタンから指を離すと再び音が鳴って自動でアプリにメッセージが届くシステムになっています。

アプリからメッセージを送っても、デバイスの着信音は鳴りません。子どもがメッセージを再生するには、ホームボタンを押して未再生メッセージがあるかを確認する必要があります。
ボイスメッセージが再生されたかどうかは、アプリのメッセージの横に「みまもり端末再生済み」と表示されますし、メッセージを聞いたタイミングで「メッセージが再生されました」という通知も届きます。
行動履歴で常に足取りがわかる
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GPSで居場所を教えてくれるだけでなく、行動履歴も表示してくれます。
しかも、独自のアルゴリズムにより、歩く・止まる・自転車・車・バス・電車などの移動手段も表示することが可能。
徒歩のはずがバス移動になっていたりと、たまにズレることもありましたが、それは公園内で鬼ごっこをしていたなどの場合で、それ以外ではほぼ正確な記録となっていました。
通知が届く、みまもりスポット登録

よく行く場所を登録しておくと、その場所に着いたり離れたりしたタイミングでアプリに通知が届きます。

筆者は子どものランドセルの中に『amue link』を入れておいたので、息子が学校についたタイミングで通知が届きました。
スイミングスクールの送迎用バス停をみまもりスポットに登録しておいたので、ちゃんとバスの時間に間に合ったかどうかも把握できて助かりました。
3年使い切り契約
『amue link』は3年使い切りのサービスです。どういうことかというと、購入金額の4万7190円(税込)に本体価格と3年間のサービス利用料が含まれているので、追加で通信量などが発生しません。
スマホのように月々の通信量を支払ったり、アプリ内課金を心配する必要はなし。
分割払いもあり、月々1300円(税込/※1)x36回払いになります。
1年間はメーカーの保証対象で、保証期間外の修理は一律3万3000円(税込、送料別)で新品に交換できるそう。交換後は新たに3年間使えるそうですよ。
※1. 初回の支払いは、1690円(税込、送料含まず)。
『amue link』は親子の距離を近づけてくれる

『amue link』はUSBメモリー並に小さく軽量です。そのままでは落としてしまう可能性が高かったので、通学時以外は、ストラップをつけて首から下げるようにしてもらいました。
思い立った時にメッセージを送れる気軽さが気に入ったのか、公園で見つけた鳥の巣のことや、きれいな花のこと、歩いている場所から見える美しい風景のことをボイスメッセージで送ってくれました。
成長とともに少し距離ができた気がしていましたが、『amue link』は再び私と息子の距離を近づけてくれたと思います。
息子が楽しんでいる以上に、親である私が『amue link』のある生活を楽しんでいる気がします。
やっとみつけた理想のみまもりサービス
録音開始と終了の音が鳴ること、メッセージを送るにはしゃべらないといけないことを考えると、万が一トラブルに巻き込まれた時に子どもがSOSを発信しにくい点は、今後改善があると良いなとは思います。
しかし、子どもの居場所を把握できて、楽しく、通信費込みの『amue link』は、私の理想に最も近いみまもりサービスだと思いました。
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Source: amue link