企画やアイデア出しなど発想するとき、ミーティングの打合せを記録するとき、頭の中で生まれてきたイメージや言葉、参加者の発言内容などを記録するためにノートを使う方は多いのではないでしょうか。
文字やイラスト、図や表など、様々な情報を素早く記録でき、価格が安く、すぐに手に入るので便利ですが、書き込む情報が増えていくと書くスペースがなくなります。
もちろん、ページをめくればよいのですが、前ページに記入した情報は見えず、ページを行ったり来たりすると、なかなか考えがまとまらないことがあります。
ページをめくらず、書き込む時も、読み返すときも、流れをとめたくないという、ちょっと無理そうなことをかなえてくれるノートが、+Lab(プラスラボ)の「アコーディオンノート」です。

サイズはA4とA5の2種類。表紙は無地タイプが、チャコール、インディゴ、ルージュ、クラフト、クラフト文具の5種類。方眼タイプはブラック、アッシュ、バーミリオンの3種類があります。
巻物のように次々と書き込めるジャバラノート
簡単に言うとご朱印帳のようなジャバラのノートです。

全部で48枚の紙が連なっており、横に連続して書くスペースが生まれるため、思考をとめません。そして、前の情報を見る時にも机の上に広げることで優れた一覧性を発揮します。
最初にアコーディオンノートを見たときに「少し紙が薄いから裏写りするかな?」と、思いました。
しかし、よく考えてみると、裏面に書かないので、サインペンやマジックペンで書いて、裏写りしたとしても、何の問題もありません。


それよりも、一枚一枚の紙が厚いと、ノート全体が厚くなってしまうので、この程度の厚みが持ち歩きに優れていて便利です。
必要最小限の紙を持ち歩く
アコーディオンノートが優れていると思うのは、ページの折り目にミシン目が入っているため、好きな位置で切り離すことができる点です。

ご朱印帳のように全てのページが繋がっていると、プロジェクトやテーマごとにノートを準備する必要があります。それでも良いのですが、そうすると何個もノートを持ち歩くことになり、少し無駄。
記入するときは次々と書き終えるまで書き続け、キリがよいところで切り取ってしまえば、プロジェクトや、テーマごとにまとめることができます。ノートというより、筆記用紙を持ち歩く感覚です。
切り離した紙は、プロジェクトごとに以前記事で紹介した WORKERS'BOX のようなファイルボックスに入れると、プロジェクト管理が捗ります。


アコーディオンノートの使い方は自由で、縦に使っても、下にスペースが次々と生まれていくので、書きやすく見やすいでしょう。
書く、読む、の流れをとめず、自由度と一覧性を重視する方は使ってみると手放せないノートになるかもしれません。
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Source: TSUTAFU
Photo: 金子マモル