友人が訪れたときはもちろん、自宅をオフィスにしていたりAirbnbでホストをしていたりする人も珍しくない昨今、来客がインターネットを使う機会が増えています。
快適なネット環境を提供したいと思うものの、Wi-Fiの長いパスワードの入力は、ゲストにとって手間です。
ホストとしては、パスワードを短くしたり、パスワードなしのプロファイルを設置したりできますが、セキュリティの面で心配。また、面倒なこともやりたくないものです。
そこで、安全性を保ちつつ簡単にWi-Fiを開放できるツール『Wifi Porter』を紹介します。
QRコードの読み込みかタップするだけ

見た目はコースターに似ているコンパクトな置物ですが、シンプルな手順でWi-Fi接続を可能にします。
ゲストは自分のスマホをタップ、あるいはQRコードを読み込むだけでネットが使えるようになります。
ホストが行うのはスマホアプリからの初期設定のみ。ネットワーク設定情報はデバイスに保存されるので、パスワードの入力が不要になります。
利用できる端末は?

タップによる接続の場合はNFCを利用するため、iPhone XS以降、あるいはAndroid 5.0以降の端末が対応しています。QRコードによる接続なら、読み取りアプリが入っている端末で使うことができます。
iPadやAndroidタブレットでも利用可能なので、会議や勉強会のときにも役立ちそうですね。
ちなみに、iPhoneユーザーでiPadやMacBookをお持ちの方なら、iPhoneでQRコードをスキャンしてからパスワード共有もかけられます。
また、設定次第で『Wifi Porter』の裏面に載っているパスワードでの接続もできるので、ノートPCなどで利用すると便利なのではないでしょうか。
電池や電源コードも不要で設置場所は自由

なお、電池や電源コードは不要なので、充電の心配がいらず、好きな所に置けて邪魔になりません。壁掛けにするのも便利そう。
『Wifi Porter』は公式サイトから購入でき、価格は39.95ドル(約4400円)+ 送料10ドル(約1100円)となっています。また、Amazon.co.jpでも購入は可能です。
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Source: TenOneDesign