新年度が始まり、新たな環境で仕事されている方も多いことでしょう。新しいお客さん、仕事、組織のルールなど、覚えなければいけないことでメモ帳の中がごった返していませんか?
一昔前までは、手書きのメモを後でタイピングする二度手間が発生し、労働時間の延長になっていました。でも、今ではモレスキンの『スマートライティングセット』やコクヨの『CamiApp』のように、手書きのメモをスキャンしてデジタル化することができます。
『Rocketbook』も、そんなスマホでスキャンできるタイプのメモ帳ですが、これまでにない便利な機能を備えているので、ご紹介します。
書き込みがクリアできる、紙メモ感覚で使えるメモ帳

『Rocketbook』のページにホワイトボードのような光沢はなく、丈夫な紙といったかんじ。メモやスケッチをにじむことなく書き込めるので、紙メモと同じような感覚で使用可能。
秀逸な点は、一度書いたメモがクリアできるところ。活用すれば、もう捨てられないメモ帳が増え続けることもなくなります。書いたものは指や布で擦っただけでは消えませんので、消すときは湿った布を使います。
1日に会議が重なるとメモはびっしりになるかと思いますが、『Rocketbook』は48ページありますので、書きためておくことができます。後でまとめてスキャンし、その後にクリアすれば、翌日の会議にスッキリと臨めますよね。
特許申請中のスキャン補正技術

また、スマホでスキャンするときは、ページの四隅に印刷されたマーカーにカメラに合わせる必要がありません。特許申請中の技術により、ある程度ページが画面に収まる位置で撮影するだけで、うまくページが取り込まれます。ページ左下にあるQRコードと細かく印刷されたグリッドにその秘密がありそうですが、手早くスキャンができますね。
EvernoteやDropboxを紙メモのデータベースに

スキャンしたメモをEvernoteに上げておけば時系列で整理が可能なうえ、タグづけもできます。もうメモした内容が見つけられない、ということもなくなるでしょう。
ちなみに、主要なクラウドサービスほぼすべてに対応。PDFファイルをアプリから一発で送信できますので、Dropbox派の方もシステムに取り込みやすいです。
細かいところも使い勝手が考えられたデザイン

さらに、縦の長さがペンとちょうど同じくらいになるようにデザインされているのも使い勝手が良さそうなところ。ポケットに無駄なく収まるサイズになっています。専用ボールペンがありますが、パイロットのフリクションボールも使えるのも良いですね。
『Rocketbook』は、1冊16ドル(約1710円)+送料6ドル(約640円)と、比較的リーズナブル。仕事のときに重要なメモをデジタル化して、いつでも取り出せるようにしておけば、生産性の向上に役立ちますね。
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