欧米諸国をはじめとする、海外旅行。利便性やセキュリティ面を考えると、キャッシュレスが基本のところも少なくありません。
ただし、キャッシュレスにすれば安心というわけではありません。今度はカードをどう持ち歩くべきか、心配になるものです。
紛失したらどこにあるかわかる追跡機能
Eksterの『PARLIAMENT + TRACKER』は、海外では心配の種となる盗難に備え、太陽光発電付きの追跡カードを装備しているカードウォレットです。
追跡カードはBLE 4.0 Bluetooth接続のため、電波の届く範囲は30メートル程度ですが、クラウドGPS対応ですので、盗まれた財布の付近(30メートル以内)を他のユーザーがすれ違った場合、その位置情報を確認することができます。
太陽に3時間あてるだけでチャージ、1ヵ月使える

また、追跡カードは3時間ほど日の当たるところに置いておけば、約1カ月間動作します。
盗難にあって犯人が遠くへ逃げてしまったときには、確実に場所を把握できるとは限りませんが、置き忘れの場合なら、どこにあるかすぐにわかることでしょう。運良く他のユーザーが近くにいてくれれば、遠隔操作でブザーを鳴らすこともできます。
コンパクトなのに使いやすさも手抜きなし

『PARLIAMENT + TRACKER』は追跡カードがなくとも、コンパクトなのに収納が多く、取り出しやすいカードウォレットとして優秀です。
カードは9枚も入りますが、ボタンをワンプッシュすれば、カードがせり上がってきて一覧が可能。支払いのときに手間取ることがありません。
さらに、ゴムバンド製のマネークリップに紙幣を挟んでおけるので、屋台などで現金が必要なときにも安心です。
もちろん、ケースにはスキミング対策が施されており、ICチップやNFCを勝手に読み取られることも防止。プレミアムヨーロッパレザー製で高級感もあります。
すでに春の大型連休に関して、海外ツアーの予約がさかんに行われていますが、『PARLIAMENT + TRACKER』を備えておけば活躍してくれることでしょう。
使用の際の注意点
なお、追跡カードは日本の技適を取得していない可能性が高いので、国内使用の場合は追跡カードがセットになっていない『PARLIAMENT WALLET』の方をお使いください。
『PARLIAMENT + TRACKER』は、本体価格が119ドル(約1万3000円)。『PARLIAMENT WALLET』は89ドル(約9700円)で、日本への送料は2ドル(約200円)となっています。
なお、『PARLIAMENT WALLET』はAmazon.co.jpでも購入可能です。
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Image: Ekster
Source: Ekster, Ekster / YouTube