料理はさじ加減。レシピにある「大さじ1杯」とは、正確には「大さじすり切り1杯」を意味します。でも、面倒くさいと大雑把に計量していませんか。
一般社団法人栄養検定協会が開発した『片手ですり切れる計量スプーン』は、すり切り機能付きの計量スプーン。正確な量が量れると味付けが安定するだけでなく、カロリー計算や塩分調整が素早くにでき、健康管理が楽になります。
指でスライドするだけの簡単計測
『片手ですり切れる計量スプーン』は、柄の部分にスライド式のすり切りプレートがセットしてあります。試しに砂糖を量ってみたところ、プレートは指で簡単にスライドでき、すくいすぎた余分な量がこぼれ落ちる仕組みです。
すり切り用プレートは、そのまま前方に押し続けると外れる仕様となっています。
すり切りプレートを外して、さじの真ん中に差し込めば、2分の1の量を取り分けるのも楽です。レシピにありがちな「大さじ1と1/2」が正確に量れるというわけです。
カロリーや塩分の計算もキッチリできる
スプーンのサイズは、大さじ(15cc)/小さじ(5cc)/1ccの3種類。素材は酸にも油にも強いABS樹脂が使われており、あらゆる調味料を量れます。
開発した栄養検定協会によれば、1ccのスプーンで精製塩を量ると1.2gになり、これで150ccのお吸い物を作ると塩分濃度が0.7~0.8になるとしています。
健康管理にはもちろん、赤ちゃんの離乳食やお年寄りの介護食づくりにも重宝する、計量スプーンセットです。
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Photo: 藤加裕子
Source: 一般社団法人栄養検定協会