物を束ねるツールは様々ありますが、輪ゴムやビニールテープでは緩みが心配ですし、粘着テープだと外したときにベタベタと粘着物が残ることや、コーティングがはげてしまうなんてことも。
『ふしぎテープ』は、緩みと粘着物の付着の両方を解決した結束用テープです。束ねた物にはくっつかず、テープ同士のみが接着する、まさに不思議なテープ。
布にも使えてテープに記入もできる

たとえば、車に積んでおきたいブランケットも、物に粘着しない『ふしぎテープ』なら布への負担がありません。簡単にはがせて繰り返し接着できるので、レジャー用品を束ねるときにも重宝します。

また、『ふしぎテープ』は表面に文字が書けます。サインペンはもちろん、ゲルインクボールペンでも記入可能。ケーブルの分類や、書類の束、ラベルの代用品として、オフィスでも活躍します。引っ越しのときにも重宝しそう。
使用するときのポイント

『ふしぎテープ』で物を束ねる時に気をつける点は、テープ同士の接着面を広くとること。
書類や紙資源など幅のあるものを一時的にとめたい場合は、10cmほど重ねて貼り合わせると外れる心配がありません。
また、フォークやスプーンなど形が安定しない棒状の物は、上下2か所をとめるとバラつかずに持ち運べます。
テープは厚労省の食品衛生検査をクリア
『ふしぎテープ』の素材はOPP(ポリプロピレンフィルム)。厚労省の食品衛生検査(告示第20号)をクリアしており、食品の包装や結束にも使用可能。
キャンプに行くときや、家庭菜園で収穫した野菜のおすそわけにも気軽に使えます。また、水に強く、低温時に粘着力が増すのも『ふしぎテープ』の特徴です。

ほかにも、引っ越しの際には食器を重ねて十字に留める、巻いたホースは上下左右を留めて保管するなど、工夫次第で活用の幅がどんどん広がりそう。
『ふしぎテープ』を製造販売している仁礼工業は、産業用保護チューブなどを開発している、合成樹脂製品の専門メーカーです。『ふしぎテープ』も合成樹脂の良さを知りつくしたメーカーならではの商品といえます。
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Photo: 藤加祐子
Source: 仁礼工業