子どもの頃とほぼ同じやり方で歯磨きを続けている方は多いのではないでしょうか。
でも、近年PMCの報告で歯周病とすい臓がんの発症率の関連性が示されたように、口内環境に関する常識は年々アップデートされています。
それにともない、道具のほうもさまざまな進化が見られています。そのなかから、今回は革新的なツールをご紹介します。
全28本の歯と歯茎をすっぽりと覆って、正しい角度で一気に磨いてくれるという電動歯ブラシ『CHIIZ』(歯ブラシ4.0)です。
口にはめこむだけ。手ぶらで30秒で完了
使い方は簡単。『CHIIZ』のスイッチを入れて歯に被せたら、30秒間軽く噛んでおくだけで、すべての歯の表から裏まで磨けてしまいます。しかも手ぶらで可能。
家事などをしながら隙間時間に歯磨きができ、時間の節約になります。テレビを見るときに使えば、「ながら」どころかCMの間に終わってしまいますね。
歯磨きにベストな角度、45°をキープ

また、歯磨きは45°の角度でブラシを歯茎にあてて磨くのが良いと言われますが、キープし続けるのは至難の業。特に歯の裏側については正しく磨けているか怪しいですよね。
『CHIIZ』なら、力加減も角度もお任せするだけです。
音波技術で深いところのプラークまで

さらに『CHIIZ』では、歯と歯茎の間にくっついたプラークを取り除くための音波技術を備えています。
本体を音波モーターにセットすると、1秒間に2万5000回の振動が起こり、液体歯磨きから泡が発生。これが歯と歯茎の間深くにまで浸透して仕事をしてくれます。
専用の液体歯磨きが付属しますが、一般的な液体歯磨きでも代替は可能。

本体の素材は抗菌性があり、使った後は水洗いするだけなのでケアも楽です。
ポケットサイズなので持ち運んでの使用にも最適。トラベルケースが付属している支援コースもありますよ。
『CHIIZ』は、Indiegogoのプロトタイプステージ(正式出荷前の段階)のもので、価格は現在50%オフの69ドル(約7700円)+送料20ドル(約2200円)からとなっています(2018年9月18日時点)。
なお、発送は9月を予定しているとのことで、詳細はIndiegogoのページをチェックいただければと思います。
Image: Indiegogo
Source: Indiegogo, PMC, Chiiz Chen / YouTube