職場ではWindows、自宅ではMacという人に、オススメ。
以前、ドサ健さんがテンキーレスキーボードの話を書いていましたが、私もミニキーボードを使ってます。職場Win、自宅MacとOSは違っても、手の動きになるべく違いを出さないよう「ノートPC+19インチワイドモニタ+MightyMouse+ミニキーボード」という同じ構成。
このうち、モニタ・マウスまでは同じメーカーのものを使っていましたが、Macに正式対応している用のミニキーボードは数が少ないのが悩みのタネでした。正式に対応しているのは、ミニキーボード定番中の定番「HHK」、Apple純正の「Apple Wireless Keyboard」、UACの「MC88」くらい。
数年前の私は、3つのなかから一番リーズナブルだった「MC88」を選んで、カチカチ(打鍵音が大きい)打ち込む日々を送ってきたわけですが、職場のWinで使っている「SKB-SL09」のキータッチがあまりに快適だったため、とうとう先日自宅Macのキーボードも「SKB-SL09」へと更新。そこで突き当たったのがキーリマップの問題でした。
同じ壁にお悩みの方は、以下にて続きをどうぞ。
Winのショートカット、例えば「Ctrl+C」と同じ指裁きで、Macの同じショートカット「Command+C」を実現するには、CtrlキーをCommandに割り当てる必要があります。こちらやこちらのページを参照して、『PSJ.keylayout』やMSのMac用キーボードドライバで挑戦したものの、どうしてもWindowsキー or Altキーにしか、Commandキーを割り当てられない...。トリニティーワークスの『WinK for OSX』を使っても、その1点が突破できず...。
と、諦めかけたときに見つけたのが、Tech Gagaというブログの「MacとWindows ( Boot Camp・VMware・Parallels ) を快適に使うためのキーボードユーティリティ9種」という記事。こちらに載っていた『KeyRemap4MacBook』というキーリマップソフトを入れたら、無事にControlキーへCommandキーを割り当てることができました。
CtrlキーをCommandキーに割り当てるには、「KeyRemap4MacBook」のインストール後、システム環境設定→「KeyRemap4MacBook」をクリック→「Remap Control_L Key」をクリックし、「Control_L to Command_L」にチェックを入れる、という手順になります。
これで、Winのショートカットと同じ指使いで、Macのショートカットを使用できるようになりました。WinとMacを使っている人や、Macユーザーで、種類豊富なWin用ミニキーボードのなかから使用機を選びたい人に、オススメです。
KeyRemap4MacBook[via Tech Gaga]
(常山剛)
USB&PS/2スリムキーボード SKB-SL09W
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