AIとビッグデータで「自分」をスコア化してみませんか?

日々新しいテクノロジーが生まれ、社会で求められるスキルや役割は多様化。働き方も生き方も人それぞれ選び抜いていく時代。選ぼうと思えば多様な選択肢がある中で、どのような可能性が自分にはあるのか、将来はどのように変化していくのか——。誰もが気になる話かも知れません。新生活をはじめる前に、自分の可能性を客観視してみませんか?

180208jscore_top
Image: J.Score

今回はそんな自分の可能性をAIビッグデータという最新のテクノロジーを活用して、手軽にスコアリングしてくれるJ.Score(ジェイスコア)の「AIスコア診断(無料)」を紹介していきます。

AIスコア診断を支えるテクノロジー

J.Scoreは、みずほ銀行ソフトバンクが共同で設立した会社。同社が展開する「AIスコア診断」は2分ほどチャット形式で簡単な質問に回答していくだけで、AIとビッグデータに基づき、AIスコアを算出してくれるというものです。

このスコアリングの技術は、さまざまな業界・業種での経験や、みずほ銀行の個人融資審査業務、ソフトバンクの割賦販売における与信モデル構築などの知見を有するチームが開発。海外の有名FinTechフィンテック)サービスなどでも活用されている技術も応用するなど、最先端の技術が込められたものなんだそう。

AIスコアがユニークなのが、スコアリングの元となる情報が、これまで重要視されていたような、どれくらいの規模の会社に何年勤めているかや、持ち家か否かといった一般的な情報だけではないこと。

というのも、AIスコアは現在の情報だけでなく将来の可能性を含めた情報をスコアとしてはじき出してくれるんです。ほかにもパーソナリティや性格、カードと現金の使い分けの仕方、語学経験など多様な観点の情報をもとにスコアを算出します。

「今」だけでなく「自分」を総合的に判断してくれるというわけです。

フリーランス、28歳が試してみた

今回は、実際に28歳、フリーランスの筆者がサンプルとして「AIスコア診断(無料)」を体験してみました。

スコア算出に必要なのはメールアドレス名前だけ。名前もニックネームで大丈夫なので、個人情報の入力は不要。もちろん、ここで入力する情報は信用機関に残ることもありません

180208jscore_02_tutorial-1_IMG_4844_w400
Image: J.Score
180208jscore_02_tutorial-2_IMG_4845_w400
Image: J.Score
180208jscore_05_first_IMG_4850_w400
Image: J.Score

アドレスとパスワードの作成という最低限の情報だけ入力して診断スタート。チャット形式の画面で次々と聞かれる質問に対し、入力したり選択したりと回答していきます。特段考えさせるような質問もなく、わずか2分で完了。たったこれだけでスコアをはじき出してくれるんです。

180208jscore_06_scoreup-1_IMG_4851_w400
Image: J.Score

ただ、将来の可能性をより高い精度で出していくのであれば、ぜひ試していただきたいのが「スコアアップ」。スコアアップのページには、「生活」「情報連携」「性格」「ウォレット」「ファイナンス」「プロフィール」という6つの大項目に分けより細かい情報の入力が可能。スコアの上限は1000点ですが、各項目を入力していくとスコアが順次変化していきます。

180208jscore_06_scoreup-2-02_w400
Image: J.Score

筆者の場合、最初の入力を済ませた段階と比べ、スコアアップをすべて行うと50ポイントほどスコアが上がりました。ほかにも、みずほ銀行やソフトバンクとの取引情報を自動連携することで、スコアがアップする可能性があります。

スコアリングの技術はさまざまな分野に応用可能

さて、一通り「AIスコア」を試し、自分の現在と将来の可能性を見てきた今回。自分を知るという意味でも興味深かったのですが、あらためて自己投資の必要性を考える機会にもなりました。将来の可能性に投資することがキャリアにつながるのは間違いありません。

今回紹介した「AIスコア診断」を提供するJ.Scoreは、実は個人向け融資サービス「AIスコア・レンディングサービス」を提供するFinTech企業。スコアリングサービスは、海外ではすでにさまざまなかたちで活用されており、融資だけでなく資産運用やコンサルティングでもその信用力が活用されているといいます。

個人の可能性を可視化するJ.Scoreの「AIスコア診断(無料)」も、同様にレンディング以外にも活用できるのではないでしょうか。さらなる可能性を広げるサービスが展開されることが期待できそうですね。


(2018年6月8日 編集部追記)

記事内の動画を削除しました。


Image: Image: ESB Professional/Shutterstock , J.Score

Source: J.Score , AIスコア診断(無料)