何人ぐらいの新しいiPhone12の所有者が影響を受けているかわかりませんが、少なくとも、「新しいiPhoneがワイヤレス充電器で充電できなくなる」というバグが発生しているようです。
この問題は、AppleのMagSafe充電器でなく、Qi認証の充電器を使用している人にもっぱら影響を及ぼしているようですが、MagSafeは大丈夫と言える十分なエビデンスはまだありません。
Appleは問題を認識している
iPhone12をQi認証の充電器に置いても、何も起こりません。充電されず、iPhoneを充電器に置くとき、何をどう工夫しても効果はありません。
9to5Macによると、Appleはこの問題を認識しており、修正に取り組んでいるとされています。とりあえずそれがわかって何よりです。
iPhone 12をAppleに発送して(または小売店に持ち込んで)対処しなければならないようなハードウェアの問題は無いということになるからです。
ただし、正式な修正がいつ配信されるか見当がつかないので、残念ながらしばらく待たされるかもしれません。
ですから、当面は、自分でできることをしてこの問題を修正するしかありません。
問題を修正する方法
まず、なにはともあれ落ち着きましょう。私は、読者のみなさんにiPhoneをゼロから再設定する(またはバックアップする)ことを勧めておきながら、自分はAppleに連絡してiPhoneを交換するつもりはありません。
リセットでも修正できる保証はない
また、iPhoneを(「設定」→「一般」→「リセット」→「すべてのコンテンツと設定を消去」で)リセットするつもりもありません。
これは、かなり過激なアプローチであり、問題が修正される保証がないからです。
手元のiPhone12がiOS 14.2を実行していることを確認しましょう。
iOS 14.2は、以前デバイスがワイヤレスで充電できなくなった原因をいくつか具体的に修正するからです。
強制再起動で直った例も
それでも問題が解決しない場合は、ワイヤレス充電のバグが発生したとき「強制再起動」を実行することで、iPhone12が再び充電できるようになったという報告を見たことがあります。
「音量アップ」のボタンを押してから「音量ダウン」のボタン押し、次にサイドボタン(iPhone 12の画面のオンとオフを切り替えるために使用するボタン)を押し続けます。
Appleのロゴが表示されたら、サイドボタンを放し、iPhoneが再起動するのを待ちましょう。
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Image: Shutterstock
David Murphy – Lifehacker US[原文]