朝、子どもを起こすのに苦労している親御さんは多いのではないでしょうか。
ベッドから出たがらない子どもをなるべくストレスが少なくて、できたら効果的な方法で起こす方法をご紹介しましょう。
まず十分な睡眠が取れているか確認する

朝、ドラムを叩きながら子ども部屋を行進する前に、子どもが睡眠を十分取れているか確認しましょう。アメリカの国立睡眠学会は、年齢に応じて1日に必要な睡眠時間を次にように推奨しています。
- 新生児(0-3か月):14-17時間
- 乳児(4-11カ月):12-15時間
- よちよち歩きの幼児(1-2歳):11-14時間
- 幼稚園児(3-5歳):10-13時間
- 小学生(6-13歳):9-11時間
- ティーネイジャー(14-17歳):8-10時間
どうですか? お子さんは睡眠を十分取れていますか? そうでなければ、朝起きれなくても当たり前です。
1. 朝日を室内に入れる
朝日ほど人間をゆっくりと気分よく目覚めさせてくれるものはありません。
窓のブラインドやシェードを開けるだけでいいのです。でも、冬の寒い季節には、日の出が遅くて待っていられないこともあります。
そういう季節におすすめなのは、朝日が昇るようにゆっくりと部屋を明るくする「サンライズ・アラーム・クロック」です。朝のようにじっくりと照明をつけてくれます。
2. 目覚めてからベッドから出るまでに少し時間を与える
あなた自身は、目が覚めたとたんに、布団をはねのけて飛び起きるタイプですか? そうだとしたら、私とは真逆のタイプです。
私は、目が覚めると、ベッドの中でちょっと伸びをして、ナイトスタンドに置いてあるコップの水を飲み、スマホにメッセージが来ていないかチェックします。「もう朝か…」と思ってため息が出て、また少し伸びをして、それからやっと起きます。
子どもにも、目が覚めてからベッドから出るまでに少しだけ時間をあげましょう。
3. 子どもの好きな曲で起こす
目覚まし時計は確かに効果はありますが(ベッドサイドでなく部屋の反対側に置くと特に効果的です)、かなり神経に障るのは確かです。
ですから、子どもの好きなテンポの良い曲で朝のプレイリストを作ってみましょう。最初の1曲目か2曲目までは、目が覚めてからしばらくベッドにいてもいい猶予時間にして、3曲目が始まるまでに、布団から出なければならないことにしましょう。
他の音を使ってももちろん大丈夫です。歌声から日常の掃除機の音まで、不快感を感じさせるぐらいの大音量なら何でもいいといるアドバイスもあります。
それでもだめなら
子育てに関するアドバイスを豊富にシェアしているこちらのサイトからも、いくつかご紹介します。中には、笑えるものや、ちょっとびっくりするようなものもあります。
- Kylieさんは、娘が起きないときは、娘の上に妹を乗っけるそうです。
- 「子どもを起こしに行ったとき、掛け布団をはがして子ども部屋から持って出る」というのも人気のある方法です。
- Stefanieさんは、「起きてベッドから出るまでやめないわよ」と言いながら、4歳の息子の足の裏をくすぐるそうです。「私も高校まで父から同じことをされていましたが、このやり方は効きますよ。」
- Robinさんは冷凍ビー玉作戦を使っています。「冷凍庫にビー玉を詰めたタッパーを入れてあります。子どもが起きないと、そのタッパーから凍ったビー玉をベッドにいる子どもの上から注ぎます。すると、凍ったビー玉がころがってどこまでも子どもを追いかけるので、子どもはベッドから出ざるを得ません。どの子も1回これをやられると、その後はタッパーをゆする音をきかせただけですぐ起きるようになりました」。
あと、タブレットやテレビ、ビデオなどスクリーンを見る楽しみを賄賂としてちらつかせるのももちろんアリです。
あわせて読みたい
Image: Unsplash, Nastina/Shutterstock.com
Meghan Moravcik Walbert – Lifehacker US[原文]
Photo: Tracey Hocking (Unsplash)