自粛期間中、僕はDIYに興味を持ったのですが、きっかけは自宅の仕事用のデスク周りが使いにくいためでした。
「モニターをもうちょっとだけ嵩上げしたい、空いているスペースにぴったり収まる棚がほしい…」と思っていたのですが、自作すれば思い通りのものが手に入って、仕事も快適にできるなということで自分で作ってみようと思い立ちました。
しかしながら、丁度いいサイズのものを作るには、正確に計測できる道具が必要。そこでいろいろ探して見つけたのが「デジタルノギス」。
999円(2020年10月10日現在)という手頃な価格で手に入るので、実際に購入して試してみました。
デジタルノギスとは?

ノギスとは外側測定・内側測定・深さ測定・段差測定ができる測定器です。
そして、計測した数値をデジタルで表示してくれるのが『デジタルノギス』。
ノギスは計測にある程度知識が必要ですが、『デジタルノギス』は数値を表示してくれるので、誰でも簡単に計測ができます。
デジタルノギスの特長

加えて次のような特長があります。
- 最小読取0.1mmで0~150.0mmまで測定可能と正確。
- 無操作状態で約5分経つと自動で電源が切れるので省エネ。
- 大きめのデジタル表示なので見やすい。
- 定規だと目盛りを見る角度によって計測結果にズレが生じやすいが、デジタルノギスは数値を表示してくれるので正確。
- 定規のように目盛りを読み取る必要がないので、読み取りミスがない。
- 定規では測りにくいもの(ネジの太さとか)も正確に測れる。
こんな時に役に立つ!
特定の太さのネジが必要な時

ネジが一本足りない!
そんな時、同じネジを手に入れるためには直径を正確に計測する必要がありますが、定規で正確に測るのは至難の業。
でも『デジタルノギス』なら挟むだけで計測できます。
ボルトにあった内寸、幅のナットが必要な時


ナットの内寸も幅も簡単に測れます。
深さを知りたい時

定規の場合、見る角度によって見間違える場合がありますが、『デジタルノギス』なら簡単、正確です。
まとめ

DIYするにあたり、正確に計測することは大事な要素です。
そして、正確に計測するには道具の精度もさることながら、見間違いをしにくいことも大事。
その点、デジタルノギスは計測した数値を大きな文字で表示してくれるので、見間違いによる計測ミスを防いでくれます。
DIYでも必須アイテムですが、実は一家にひとつあると、なにかと便利なアイテムでもあります。
手頃な価格で手に入るので、持っておいて損はない道具ですよ。
Photo: ドサ健
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Source: Wikipedia, Amazon.co.jp