誰しも毎朝決まった儀式があるもの。
きっとそのうちの1つは、コンピューターに関係しているのでは? 電源ボタンを押して、立ち上がるのを待って、Windowsのパスワードを入れて…。でも、ちょっと待って。
別に難しい作業ではありませんが、一連のプロセスにはそれなりの時間がかかります。これが自動化できたらいいと思いませんか?
BIOSを起動する
このプランには1つ問題があります。それは、コンピューターやマザーボードのメーカーによって、設定方法が異なること。
そこで次回以降、コンピューターを立ち上げるときに、BIOSを起動するためのボタンを見つけるべく、適当にキーボードを押してみてください。BIOSとは、故障時によく出てくる英語の羅列の画面です。
運よくOSではない画面(BIOS)が立ち上がったら、そのボタンを覚えておきましょう。
BIOSが開いたら、電源関連の設定を見つけます。「電源オンメニュー」「電源スケジュール」など、シンプルな名前が付いていると思われます。
その下に、「RTCアラームによる電源オン(powering on by an RTC alarm)」「RTCによる電源オン(powering on by RTC)」「アラームによる再起動(resume by alarm)」といった項目がありませんか?

呼び名はなんであれ、そのような設定が存在するなら、毎日決まった時間にシステムを自動起動させることが可能です。曜日別に設定できる場合もあります。
平日は仕事の準備中に立ち上がるようにして、週末は寝坊したいというあなたにぴったりです。
パスワード入力もオフにできる
これにて設定完了、ではありません。パスワード入力を省略して、自動的にデスクトップが開くようにしておきましょう。Windows10では、パスワードを設定しないという選択肢はありません。
少なくとも、マイクロソフトアカウントでログインしている場合、あらゆるシステム横断で設定を同期させる必要があります。
このプロセスは、セキュリティを多少犠牲にする必要があります。
とはいえ、あなたの使っているコンピューターが常に決まった部屋にあり、他人が使わないのであれば、それほど心配する必要はないでしょう(パスワードまたはPINを設定しないのでなく、起動時に不要になるだけです)。
立ち上げ時のパスワード入力をオフにする方法
Windows起動時のパスワード入力を省略するには、スタートボタンを押して「netplwiz」と入力します。開いたウインドウで、「ユーザーがこのコンピューターを使うには、ユーザー名とパスワードの入力が必要」のチェックを外し、「OK」をクリックしてください。
すると、システムに自動ログインするためのWindows 10パスワードを求められます。これを間違えると、プロセス全体がうまく行かなくなるので注意です。

上記2つのステップ(BIOSの設定とWindowsパスワードの省略)を済ませたら、設定は完了です。
毎朝起きてすぐにコンピューターを使えるのは快適ですよ。寝室にコンピューターがあって、画面が十分に明るければ、目覚まし時計としても使えるかもしれません。
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Image: IStock Studio/Shutterstock.com
David Murphy - Lifehacker US[原文]